ダイハツ「“新型”ムーヴ」登場! 11年ぶり“全面刷新”で「安い135万円スタート」&「スライドドア」採用でもう注文“殺到”に!? 新時代の「ダイハツの要」登場に販売店の反響は?

すでに注文も多数獲得 やはり「最上級」が人気?  2025年6月に、通算で7代目となるダイハツの軽ハイトワゴン新型「ムーヴ」がデビューしました。早速、多数の注文を獲得しているようですが、人気グレードや納期などが気になるところです。  6月下旬のある日、首都圏にあるダイハツディーラーに問い合わせてみました。 7代目となった新型「ムーヴ」 【画像】超カッコイイ! これが「新型ムーヴ」の全貌です! 画像で見る(30枚以上)  初代ムーヴのデビューは1995年8月のこと。このときにすでにヒットしていたスズキ「ワゴンR」が開拓した「軽ハイトワゴン」のジャンルに飛び込むべく投入されました。  そして、それからちょうど30年にあたる2025年、7代目となった新型ムーヴがデビューしました。  先代モデルにあたる6代目ムーヴは2023年に生産を終了しており、ムーヴとしては派生モデルの「ムーヴキャンバス」が残っていたものの、2年のブランクを経ての登場となりました。  また同年に認証試験不正の問題が発覚して以来、実に3年振りとなるニューモデルでもあります。  新型ムーヴの主な特長として、端正かつ凛々しいデザインを採用しつつ、ダイハツの新時代のものづくり「DNGA」の採用により、基本性能向上と最新の安全性能の確保などが挙げられます。  そして何より注目なのは、ムーヴとしては初採用となる両側スライドドアを採用している点です。電動スライドドアは最上級の「RS」に標準装備され、中級の「G」は左側のみ標準装備、右側はメーカーオプションとなっています。  ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm-1670mm、ホイールベースは2460mm。  パワートレインは排気量660ccの直列3気筒エンジンを搭載し、自然吸気(NA)エンジンとターボの2タイプを用意。トランスミッションはCVTのみ、駆動方式は2WD(FF)と4WDを設定しています。  グレードは自然吸気(NA)エンジンを搭載した最廉価「L」、中級の「X」、上級の「G」と、ターボ付きの「RS」の4モデルで構成されています。  先進運転支援機能では、最新の「スマートアシスト」を採用。衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制など、先代で備わった機能をさらに熟成させるとともに、最新のステレオカメラの搭載により夜間の歩行者や二輪車なども検知できるようになっています。  さらに、アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニター、急アクセル時加速抑制などの機能も組み合わせ、高い安全性を確保しています。  気になる車両本体価格(消費税込)は、135万8500円〜202万4000円となっています。  歴代ムーヴオーナーだけでなく、他の軽オーナーも気になっているであろう7代目の新型ムーヴ、早速販売店の反響を聞いてみました。 「ありがたいことに発売を待ちわびたお客様から数多くのお問い合わせ、そしてご注文をいただいております。  特に、現在ムーヴにお乗りのお客様からの注目度はかなり高いことを実感しています。  両側スライドドアを採用したことにより、これまで他メーカーさんに流れていたお客様も興味を示されていますね。  現在はデビュー直後ということもあり、最上級モデルであるRSが一番人気です。  ご納期は現時点でご注文いただくと早くて10月の下旬、モデルによっては11月中旬〜下旬といったところです」  また、別のダイハツディーラーではこんなコメントも。 「販売の現場としては両側スライドドアを採用してくれたことで『ムーヴのファン』以外のお客様も需要も掘り起こせると期待しています。  20代の独身の男性の方からRSをご注文いただいたり、30代で小さなお子様がいらっしゃる子育て世代のママさんは、Gにメーカーオプションで右側の電動スライドドアとスマートパノラマパーキングパック(純正ナビ装着用アップグレードパック付き)を追加した仕様をご注文いただいた方もいらっしゃいます。  おそらく、この2つの仕様が当面の売れ筋モデルとなっていくはずです。  早期にご注文いただいたお客様のなかにはすでにご納車した方もいらっしゃいますが、今、ご注文いただいた場合の納期は11月上旬〜半ばを見ておいていただけると確実です」  ムーヴファンにとって両側スライドドアの採用は、このモデルのアイデンティティを失ったように感じるかもしれません。  しかし、開発陣はムーヴらしさを損なうことなく、ユーザーからのニーズが高い両側スライドドアを採用したといいます。  特に子育て世代にとって両側スライドドアはマストともいえる装備だけに、これまで選択肢から除外していたユーザーを新たに獲得できる可能性を充分に秘めていることは確かなようです。

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