天皇皇后両陛下は6日から、モンゴルを公式訪問されます。 天皇皇后両陛下は6日午前、羽田空港を出発し、モンゴルを国賓として訪問されます。 8日には、首都ウランバートルでフレルスフ大統領夫妻と歓迎式典に臨み、晩餐会ではお言葉を述べられる予定です。 また日本人死亡者慰霊碑を訪れ、第二次大戦後に捕虜として旧ソ連からモンゴルに送られ、抑留中に亡くなった日本人およそ2000人を悼み、供花されます。陛下は皇太子時代に訪れていますが、歴代天皇として初めてモンゴルで慰霊に臨まれます。 戦後3年近くモンゴルに抑留され、冬には氷点下40度にもなる中、強制労働をさせられた107歳の山田秀三さんはー 「その当時モンゴルそのものが貧しい国だった。食料のない国で、寒い国で、豊かな国でなかったと。そういうところで亡くなったものだから気の毒やったなと、ということ」「（両陛下には）心からお参りしてください、ご苦労様ということを、感謝の気持ちでね、お応えくださいと」 両陛下は去年のイギリス訪問以来、令和3度目の国際親善訪問として13日まで滞在されます。
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