【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は４日（日本時間５日）、本拠地でのアストロズ戦に１番指名打者で出場し、２試合連続の無安打に終わった。 三回に放った低い痛烈なライナーが相手右腕のマッカラーズの左足のかかと付近を直撃し、弾みでボールが高く上がり、遊撃手がキャッチしてアウトになった。 ６回１失点で２勝目を挙げたマッカラーズは大谷の打球について、「味方がキャッチできたのはラッキーだった。当たったときは足の感覚がなくなったけど、かかとの骨の辺りだったのは幸運だった。その後はちょっと痛みがあったけど、投げるのに支障はなかった」と振り返った。 大谷がエンゼルスに所属していたメジャー１年目の２０１８年から対戦を重ねており、「本当に素晴らしい打者だよ。彼と対戦するのは決して好きではないが、それも野球の一部。いい球を投げたと思ったけど、それを打ち返してきた」と語った。 ドジャースは１—１８で大敗。本拠地ドジャースタジアムで１７点差をつけられての黒星は球団ワーストだった。六回に１イニング１０失点を喫し、１９９９年４月に１１失点して以来の大量失点だった。
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