大谷翔平を「知ったかぶりするな」 元指揮官の苦悩…二刀流復活の“最重要事項”

「大谷ルール」が存在しなかった頃の起用法を明かす  6月に663日ぶりの投打二刀流の復活を果たしたドジャースの大谷翔平投手。古巣の元指揮官が米ポッドキャスト番組に出演し、二刀流という現代野球では前例のない起用法について、最重要事項を語った。  当初は球宴後の復帰が見込まれていたが、大谷は実戦の中でのリハビリ登板を選択。6月16日(日本時間17日)のパドレス戦で投手として復活登板を果たすと、同月22日(同23日)のナショナルズ戦では2奪三振を記録。同月28日(同29日)のロイヤルズ戦では初めて複数イニングを投げるなど順調な復活ロードを進んでいる。  かつて大谷が投打二刀流で躍動していた2020年から2022年にかけて、エンゼルスの監督を務めていたジョー・マドン氏は米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。今よりも投打二刀流の起用に制約があった頃について振り返った。  マドン氏は「これは誰もやったことがないことだから、知ったかぶりをしてはいけない。怪我を防ぐ方程式なんてない。毎晩彼とコミュニケーションをとることだ」と説明。先発投手が降板後も指名打者として打席に立てる、いわゆる「大谷ルール」が始まったのは2022年からだった。  新ルールができる前について「だから(当時は)より綿密にコミュニケーションをする必要があった。最も難しかったのは、彼の体調を気にしつつ、降板させるタイミングを決めることだった」と回顧。続けて「ダブルヘッダーの初戦に投げて、2試合目にDHとして出場したことがあった。全く問題は起きなかった。彼はプレーしたがるタイプ。彼のことを注視しつつも、信頼してあげないといけない」と当時を振り返った。  次回は自身の誕生日でもある5日(日本時間6日)のアストロズ戦で登板予定。31歳を迎える大谷は、いよいよ完全復活が近づいている。(Full-Count編集部)

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