P.A.WORKS制作『不思議の国でアリスと』原作へのオマージュ込めた場面カット

 ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』を原作に、篠原俊哉監督、柿原優子の脚本、アニメーション制作会社P.A.WORKSが描く“新しいアリス”の物語『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』(8月29日公開)より、新たな場面カットが解禁された。 【画像】ワタシヲオノミなど場面カット  本日7月4日は、ルイス・キャロルがアリスの物語を語り始めた日として知られ、現在では「アリスの日」として親しまれている。この記念日にあわせて公開された場面カットは、原作『不思議の国のアリス』へのオマージュを込めた全7点。  「ワタシヲオノミ」と書かれた瓶を飲んで小さくなったアリス、りせの肩にちょこんと座って「ワタシヲオタベ」と書かれたケーキを頬張る姿、手を取り合って“ふつうじゃない”世界へ一歩踏み出すりせとアリス、さらにはハートの女王とのシーンなど、アリスの物語を象徴する印象的な場面が切り取られている。どのカットも原作の要素を随所に取り入れつつ、“ふつうじゃない”があたりまえの“不思議の国”を、新しいビジュアルで表現している。  篠原監督は、原作『不思議の国のアリス』が時代を超えて愛され続ける理由について、「個性の強いキャラクターとナンセンスな世界設定。作品自体にはストーリーらしいストーリーがなく、どこに連れて行かれるかわからない不安感がありますが、その世界設定には大量の余白があり、表現者が『不思議の国』という場を借りて新たな価値観を創出できる可能性に満ちている点も大きな魅力です。時代が変わっても愛され続けている理由かな、と思います」と語っている。  本作は、就活に行き詰まり、自分の居場所を見失いかけていた大学生・安曇野りせが、“ふつうじゃない”があたりまえの世界でアリスと出会い、自分自身と向き合う旅へ踏み出していく物語。価値観を揺さぶられるような不思議な出会いの数々が、やがてりせとアリスに小さな変化をもたらしていく。

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