世界的に有名なシェフが、新発売されたメーガン妃のロゼワインの値段の高さと販売方法を厳しく批判した。英紙エクスプレスが３日、報じた。 　メーガン妃は１日に自身のブランドから新商品のロゼワイン「アズ・エヴァー・ローズ」を発売したが、わずか４５分で完売。大きな注目を集めたが２２ポンド（約４３００円）という高額に加え、１本では買えないという事実に、世界的に有名なシェフ、ジェイムソン・ストックス氏はメーガン妃を「ワイン強盗」と批判している。 　同氏はまた、メーガン妃が高級顧客層のみを対象としていることを批判し、製品には包括性と大衆受けが欠けていると主張した。同時に消費者がロゼワインを３本ずつ（３本、６本、１２本のセット）購入しなければならないという販売方法に驚いたという。 　さらには「誰もどんな味がするのか知らない」と主張し、なぜ最低でも３本買う必要があるのかにも疑問を呈し「酢のような味で、彼女と同じくらい苦いかもしれない」と皮肉を込めて語った。 　２２ポンドという価格についてはかなり「高い」と認めつつ「これは彼女の他の製品と同様で、一般の人々が購入できる価格ではなく、むしろより限定された市場に応えるものなのです」と指摘した。 　 　メーガン妃のロゼワインは、高級ワインの産地として知られるカリフォルニア州ナパバレー産で、このワインは特注ブレンドで「アズ・エヴァー」の説明によると「柔らかな核果の香り、穏やかなミネラル感、そして長く続く余韻」が特徴だという。 　 　同氏はメーガン妃は少量生産をしており、それが売り切れの早さの理由でなはいかと示唆。「ワインを大量に生産すると、彼女が提示する価格に比べて大幅に下がる傾向があります」と同氏は分析した。同時にメーガン妃が値段を高く設定しすぎていると批判した。 　続けて「忠実なファン層に過剰な値段を請求するのは不公平だ。多くのファンはそれを買う余裕がないかもしれない。現在の世界的な生活費の危機において、ワインの価格がこれほど高いことは受け入れられない。」と苦言を呈していた。