ランチア 新型『デルタHFインテグラーレ』来年発表へ 30年ぶり復活

ガソリンエンジン搭載の可能性も ランチアは来年、新型の『デルタHFインテグラーレ』を発売する予定だ。生産終了から30年以上を経て、伝説的なホットハッチが復活する。 【画像】ランチア伝説の「ホットハッチ」ついに復活?【新型イプシロンとプジョーe-208 GTiを詳しく見る】 全28枚 これまでと同様に、インテグラーレという名称はデルタの中でも最上位のハイパフォーマンスモデルに与えられる。デルタと並んで、DS No8の兄弟車となるフラッグシップモデル『ガンマ』にも、インテグラーレ仕様が導入される見込みだ。 先代のランチア・デルタHFインテグラーレ パワートレインやボディサイズなどの詳細はまだ明らかになっていない。 この発表は、ラリー6規定に準拠したランチアの新型ラリーカー『イプシロンHFレーシング』のお披露目ととともに行われた。 イプシロンHFレーシングでは、1.2Lの3気筒ターボガソリンエンジンと5速マニュアル・トランスミッションを搭載し、最高出力212psを発生。リミテッド・スリップ・・ディファレンシャルも備わっている。 しかし、昨年発売された標準モデルのイプシロンHFは、最高出力282ps、最大トルク35.1kg-mの電動パワートレインを搭載したEVだ。このパワートレインは、プジョーe-208 GTi、アルファ・ロメオ・ジュニア・ヴェローチェ、アバルト600eと同じで、いずれもステランティスのe-CMPプラットフォームを採用している。 この電動パワートレインには、機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル、油圧式バンプストップ、リアアンチロールバーなども備わっている。また、ステアリングもよりダイレクトなレスポンスを得られるように調整されているという。 新型デルタHFインテグラーレも、高性能EVとして発売される可能性が高いだろう。 ただし、プジョーのCEOであるアラン・ファヴェイ氏が以前取材で、エンジン搭載のGTiモデルの導入計画を否定しなかったことを考えると、デルタHFインテグラーレにエンジンが搭載される可能性も捨てきれない。 ランチアは1979年、シンプルなハッチバックとしてデルタを発売し、よりパワフルなHFを1983年に、ターボチャージャー搭載のHF 4WDを1986年に導入した。 現在では有名なインテグラーレという名称は、デルタのラリー投入が決まった1987年に、市販車に採用された。 左ハンドル専用のHFインテグラーレ8v(最高出力185ps)から始まり、1989年にはよりパワフルなHFインテグラーレ16v(最高出力200ps)が登場し、右ハンドルも選択可能になった。 WRCの規定では、毎年5000台のロードカー(公道向けの市販車)を販売しなければならなかったが、1993年までに、インテグラーレの生産台数は4万5000台近くにまで達した。 1994年に生産終了したが、その後も人気は根強く、第三者のコーチビルダーなどによって数多くのオマージュモデルが登場している。

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