スカーレット・ヨハンソン、性的魅力ばかり求められる役に戸惑い「男性目線の作品も多かった」

(MCU)のブラック・ウィドウ役で知られるスカーレット・ヨハンソンは、ハリウッドでも珍しいキャリアの持ち主だ。大手スタジオの大作映画に出演するかたわら、やスパイク・ジョーンズ、ジョナサン・グレイザー、ウェス・アンダーソンといった映画作家との仕事を続けてきた。 40歳を迎えた今、ヨハンソンは大ファンだったという『ジュラシック・ワールド/復活の大地』への出演や監督業進出など、非常に充実した現在地にある。もっとも英では、業界に入ったばかりのころ、性的魅力ばかりを求められる役柄に戸惑ったことを語っている。「当時は今とは違いました。メッセージも異なっていた」という。 「今ではロールモデルが増え、権力のある女性も目立つようになり、ひとつの役割だけに縛られない役柄を演じる機会も増えました。けれども私が若い頃にオファーを受けたり、自分で選んだ役柄は、男性の欲望や目線、または男性中心の物語のなかで、彼らの野心やストーリーに関係しているものが多かったんです。そういう役は少なくなってきました──変化が起きたということです。」 もっともヨハンソンは、自分が「きちんと満足できない」と感じた役柄は断ってきたという。その個性的なキャリアは、そうした選択の結果として形成されたものなのだ。 「とにかく待っていました。時間がかかるかもしれないことを受け入れなければいけなかった」とヨハンソンは話す。2014年9月には子どもを出産したが、それまでは子どもがいなかったことも大きかったようだ。「私の責任は生産的であることだけだった」と当時を振り返っている。 「キャリアの勢いを維持しながら、しかるべきチャンスを待つ──それは存在の不安が伴う、つらいことでした。それでも私は、クリエイティブなプロセスが機能するようにしておかなければいけなかったんです。神経はすり減りました。私がいるのは、いつでも用済みになりかねないような世界だから。」 それでもヨハンソンは、「それでもきっと報われる、と確信していました」と語る。MCU映画を卒業し、いまでは監督やプロデューサー業などスタッフ側の仕事にも回っている活躍ぶりは、おそらく後進の俳優たちにも大きな勇気を与えることだろう。 Source:

もっと
Recommendations

「フルハウス」ジェシーおいたん役とジョーイ役が来日決定、「ハリコン25」で日本のファンと交流へ

ハリウッドスターと直接交流できる「ハリウッド・コレクタ}…

『スター・ウォーズ』撮影小道具など出品「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」開催決定

ハリウッド映画やテレビ番組の本物小道具を購入できるオークシ…

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』ラージフォーマット全8種上映決定

『ジュラシック・ワールド』シリーズ待望の新作 『ジュラ…

山田涼介、忘れられないHey! Say! JUMPの夏の思い出を告白「一生忘れることはない」

Hey! Say! JUMPの山田涼介が3日、都内で開催された「“Raspberry Ri…

ドラマ「THE LAST OF US」シーズン3前に原作者ニール・ドラックマンが離脱

HBOドラマ「THE LAST OF US」のシーズン3を前に、共同クリエイ…

『M3GAN/ミーガン 2.0』不振でブラムハウス反省、ラインナップ見直しへ ─ ジェイソン・ブラムもショック「今回のことを考え込んだ」

“ホラー映画工房”ブラムハウスがいま、厳しい現実に直面して…

ノーラン最新作『オデュッセイア』ティザーポスターが米公開

監督最新作『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』のティザー…

キンタロー。、“白ギャルの鏡”ものまねがハイクオリティすぎ「お仕事お待ちしてます」

タレントのキンタロー。が3日にインスタグラムを更新。人気ギャルモ…

松山ケンイチ、“自分史上最悪の敵役”でピクサー『星つなぎのエリオ』出演「超嬉しい!」

ディズニー&ピクサーによる劇場最新作『星つなぎのエリオ』の七夕…

森香澄、“モラハラ彼氏”との過去を告白「ロウソクで生活していたことも」

タレントの森香澄が、2日放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ…

loading...