3月に名古屋でガールズケイリンでは5人目となる通算500勝を達成した小林莉子（32＝東京・102期）の表彰式がバンク内で行われた。 デビューから12年10カ月での節目達成に小林は「何とか地道に頑張って達成できた。先輩たちの方が早いけど、やっとできたかな」と喜びよりホッとした様子。 第1回のガールズグランプリを制しているが、思い出の1勝を聞かれると「平塚で10周年を記念したレース（22年）で初日の1レースで勝てたことが嬉しかった。節目の開催で1着を獲れたのがうれしかった」と1期生としてガールズケイリンを引っ張ってきた小林らしい回答。 6月のG1パールカップは初日に落車し途中欠場。気になる状態面については「尾骨の骨折でした。自転車に乗っている分には大丈夫だけど、日常生活には支障がある。次の函館（8〜10日）は走る予定。自転車も壊れてしまった。シューズと自転車はまるっと変わってしまう」と明かした。 もちろん500回勝って終わりではない。「オールスターに向けて体と自転車を仕上げたい。また600勝してお祝いしていただけるように頑張ります」。ガールズケイリンの歴史とともに、これからも勝ち星を積み重ねていく。
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