トヨタ「プリウス」一部改良、特別仕様車"Night Shade"を7月1日に発売 トヨタは「プリウス」を一部改良し、特別仕様車「G”Night Shade”(プラグインハイブリッド車)」を新たに設定して2025年7月1日に発売しました。 2023年に5代目となった現行プリウスは、「Hybrid Reborn」をコンセプトに生まれ変わり、従来の高い環境性能に加えて「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたエモーショナルなクルマとして注目を集めています。 【画像】超カッコいい! これが「斬新プリウス」です! 画像で見る(30枚以上) そんな現行プリウスですが、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。 トヨタ「プリウス“ナイトシェード”」が新登場! 販売店に寄せられる声は? プリウスは1997年の登場以来、圧倒的な低燃費性能を備えた新世代のエコカーとして、ハイブリッド車(HEV)の普及を牽引してきました。 カーボンニュートラルに向けて様々なパワートレーンが生まれる中、トヨタはプリウスがこれからの時代もユーザーに選んでもらえる愛車であり続けるために「Hybrid Reborn」というコンセプトのもと、5代目へと進化。 現行プリウスは、2023年1月に発売されたハイブリッド車(HEV)モデルに続き、2023年3月にはプラグインハイブリッド車(PHEV)モデルも発売され、好評を博しています。 現行プリウスのデザインは、独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、より低重心かつスタイリッシュなプロポーションに生まれ変わりました。 シンプルでありながら抑揚のあるボディ造形は、長く愛されるための「感性に響くエモーション」と「普遍的な美しさ」を表現しています。 「アイランドアーキテクチャー」コンセプトにより、圧迫感のない広々とした空間と運転に集中しやすいコックピットを両立し、直感的に操作ができ、ドライビングを楽しめる室内空間となっています。 HEVモデルには、2.0Lモデルと1.8Lモデルがあり、いずれも最新の「第5世代ハイブリッドシステム」を搭載しています。 2.0Lモデル(ZグレードとGグレード)は、従来型を上回る低燃費(28.6km/L)を達成しつつ、システム最高出力は従来型比1.6倍となる144kW(196PS)を実現。 プリウスならではの高い環境性能と、胸のすくような加速感やドライバーの思い通りに反応するレスポンスの良さで乗った人を「虜にさせる走り」を高次元で両立しています。 1.8Lモデル(UグレードとXグレード)は、改良を重ねつつ、全ての電動モジュールを刷新したことで、32.6km/Lの低燃費を達成。 走りにも磨きをかけ、ハイブリッドならではのシームレスな加速に加え、軽やかな出足とダイレクトな駆動力レスポンスを感じられます。 対してPHEVモデルは、コンパクトかつ大容量な駆動用バッテリーと、高出力の駆動用モーター、高効率なガソリンエンジンを組み合わせた最新のプラグインハイブリッドシステムを搭載した、プリウスのハイパフォーマンスモデルです。 システム最高出力164kW(223PS)の高い動力性能を達成しつつ、19インチタイヤ装着車は26.0km/L、17インチタイヤ装着車では30.1km/Lの低燃費を実現。 EV走行距離は19インチタイヤ装着車で87km、17インチタイヤ装着車では従来型比75%向上となる105kmを達成し、環境性能と走行性能を高いレベルで両立しています。 またPHEVモデルならではの機能として、レジャーやアウトドアで役立つ「EV給電モード」と、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HEV給電モード」を設定。 HEV給電モードでは、バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5日分の電力を供給可能です。 さらに太陽光を効率よく電力に変換し、1年間でEV走行1,200km分に相当する電力を生み出す第2世代の「ソーラー発電システム」をオプションで設定しています。 さらに、普通充電時にパワースイッチをONにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」も搭載しています。 今回は、一部改良に加えて特別仕様車「G”Night Shade”(プラグインハイブリッド車)を新設定し、より魅力的なラインナップとなりました。 まず一部改良では、人気のメーカーオプションを標準装備とし、車両の基本価値を向上。 Xを除く全グレードにETC2.0を、Zグレードにはデジタルインナーミラー・ドライブレコーダー(前後)と12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを標準装備としています。 新たに設定された特別仕様車G”Night Shade”(プラグインハイブリッド車)は、Gグレードをベースとして、足回りを中心に外装パーツをブラックで統一することで、艶やかかつ低重心でスポーティな世界観を実現。 具体的には、フロントバンパーロアグリル、リヤバンパーロア、ドアハンドル、センターピラー、ホイールアーチを艶ありブラックに統一。 さらに、19アルミホイール(ブラック・センターオーナメント付)を装備し、トヨタエンブレム(フロント・リア)、PHEVエンブレムもブラックで統一しています。 室内も黒を基調としたインテリアで特別な空間を演出しており、インストルメントパネル(ブラック加飾)と運転席6ウェイマニュアルスポーティシート&上級ファブリックシート表皮(専用ストライプ)を採用しています。 ※ ※ ※ プリウスは発売以来、そのスタイリッシュなデザインと高い環境性能、走行性能が高く評価され、多くのユーザーから好評を博しています。 特に「一目惚れするデザイン」というコンセプト通り、従来のエコカーのイメージを覆すスポーティで洗練されたデザインが、若い世代や女性ドライバーからも高い支持を受けています。 トヨタの販売店によれば、ユーザーから「プリウスがこんなにカッコよくなるとは思わなかった」、「環境に優しいだけでなく、運転が楽しいクルマになった」、「給電機能があるので災害時の備えにもなる」といった声が多数寄せられているようです。 また今回発表された特別仕様車G”Night Shade”についてトヨタの販売店は「ブラックの統一感がスタイリッシュで魅力的」、「スポーツカーのような存在感がある」といった期待の声が早くも上がっているようでした。 プリウスの価格は「X(ハイブリッド車 2WD)」の276万9800円から「Z(プラグインハイブリッド車 2WD)」の460万8900円です。 今回の特別仕様車G”Night Shade”は、394万7300円となっています。