アマゾン創設者ジェフ・ベゾスと、ローレン・サンチェスの結婚式。有名セレブが招待され、72億円費やされたと伝えられるが、花嫁が纏ったドレス＆大粒ダイヤのリングが、想像以上にすごかった。 【写真】ローレンが纏った芸術品のように美しいドレス 　伊ベネチアにて、現地時間6月26日から3日間にわたって、家族や友人およそ200人を招いて結婚式を行ったベゾスとサンチェス。米VOGUEによると、彼女が挙式で纏ったのは、ドルチェ＆ガッバーナの工房で、900時間もかけて作れたというイタリア製レースのウェディングドレス。映画『月夜の出来事』（1959）でソフィア・ローレンが着たウェディングドレスにインスピレーションを得たというドレスは、ハイネックに手作業でアップリケが施され、小さなボタンが180個もあしらわれている。 　 　花嫁に幸運を呼ぶとされるサムシングフォーのうち、「なにかひとつ借りたもの（Something Borrowed）」は、ドルチェ＆ガッバーナによるイヤリング「アルタ・ジョイエレリア・ミラコロ」。1粒の石からカットされた4粒のダイヤモンドがホワイトゴールドにちりばめられており、厳重な警備のもと彼女の元に届けられたアイテムだそう。また「なにかひとつ青いもの（Something Blue）」は、ベゾスが設立した航空宇宙企業「ブルーオリジン」社の宇宙船で宇宙空間に飛び立った彼女が自ら手に入れたものだそう。スケールの大きさが半端ない。 　式の前には歓迎ディナーが2度行われ、それぞれ、アレキサンダー・マックイーンによるワンショルダーの黒いコラムドレス、スキャパレリによるオフショルダーのオートクチュールドレスを着用。結婚披露宴では、リタ・ヘイワースの主演映画『ギルダ』（1946）からアイディアを得たドルチェ＆ガッバーナによるバーガンディのドレスにチェンジ。その後のパーティーでは、およそ550mにも及ぶ手縫いのチェーンと17万5000個のクリスタルをあしらった、オスカー・デ・ラ・レンタのカクテルドレスに着かえたそう。 　さらに式後、滞在していたアマン ヴェニスを後にした際には、左手薬指に光る巨大なリングが話題に。Harper’s BAZAAR誌によると、婚約指輪は、ラディアントカットを施した20〜30カラットの巨大なピンクダイヤを、ゴールドのバンドにセットしたもので、お値段は400万ドル（約5.8億円）から500万ドル（約7.2億円）と推定されるそう。式後に目撃されたのは、これとは異なるもので、結婚指輪とみられる。HindustanTimesによれば、細いゴールドのバンドに30カラットのダイヤがあしらわれているそう。婚約指輪に勝るとも劣らない価値があるのは間違いなさそうだ。 　なお挙式には、オプラ・ウィンフリーやキム・カーダシアン、レオナルド・ディカプリオと24歳年下モデルのヴィットリア・チェレッティ、ビル・ゲイツ、オーランド・ブルーム、ケンダル・ジェンナー、カイリー・ジェンナー、イヴァンカ・トランプ＆ジャレッド・クシュナーらが出席。華やかな式となったようだ。 引用：「Dolce＆Gabbana」インスタグラム（＠dolcegabbana）