30日午前、神奈川県座間市にある神奈川県立の高校で催涙スプレーのようなものがまかれ、生徒など18人が体調不良を訴え13人が病院に搬送されました。 スプレーをまいたとみられる男子高校生は、すでに確保されているということです。 警察によりますと、30日午前11時前、神奈川県座間市にある「神奈川県立相模向陽館高校」の教員から「校内で生徒が催涙スプレーをまいた」と110番通報がありました。 次の授業が始まるまでに生徒が移動する最中に、校舎の3階部分の廊下で催涙スプレーのようなものがまかれたということです。 スプレーをまいたとみられる高校3年生の男子生徒は、すでに確保されているということです。 これまでに生徒や学校職員など18人が「息苦しい」などと体調不良を訴えていて、そのうち13人が病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。 スプレーをまいたとみられる男子生徒は、警察に対し「悪ふざけで殺虫剤をまいた」「殺虫剤は窓から捨てた」などと話しているということです。 警察はスプレーの成分を調べるとともに、詳しい状況を調べています。
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