トヨタ新「“5人乗り”ワゴン」発表! 便利な“スライドドア”&カクカクデザイン採用! 全長4.4m級の“ちょうどいいサイズ”も魅力的な「ジャパンタクシー」登場

さらに「おもてなしの心」が反映された!  2025年6月2日、トヨタからワゴン型タクシー「ジャパンタクシー」の一部改良モデルが発表・発売されました。今回は、どのような改良がなされたのでしょうか。 カクカクデザインがイイ!  ジャパンタクシーは2017年10月に初代モデルが登場して以来、都市部を中心に全国で普及が進んでいるトヨタのタクシー専用モデルです。 【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新「“5人乗り”ワゴン」です! 画像で見る(43枚)  2013年に発表された「JPN TAXI Concept」を原型としています。従来のセダン型タクシーでは対応しづらかったバリアフリー対応や、多様な乗客ニーズに応える設計思想をもとに開発されました。  実際に開発にあたっては、タクシー業界やドライバーからの意見を取り入れており、日々の乗降や運転の負担軽減、燃費やメンテナンス性の改善といった実用面が重視されているようです。  登場以降は2019年や2021年にも一部改良が施され、スロープの設置時間短縮や安全装備の強化が実施されてきました。  車いす乗車時の操作性向上やスロープの構造変更も、実際の使用現場からのフィードバックによって反映されたそうです。  トヨタ「シエンタ」のプラットフォームが使われ、5ドアワゴン型の車体が採用されました。  リアの大開口スライドドアや低床フロアにより、高齢者から子どもまで幅広く対応できる設計となっています。  ボディサイズは全長4400mm×全幅1695mm×全高1750mmで、ホイールベースは2750mm。  乗降口の開口幅は720mm、床の高さは320mmとされ、電動スライドドアからのスムーズな乗り降りが可能です。  車内は視界がよく、ゆとりあるレイアウトが採用されました。  荷室は401Lを確保しているため、たとえば大型スーツケース2個やゴルフバッグ4個を収納可能。ビジネス利用はもちろん観光や空港送迎でも対応力を発揮することが期待されます。  パワートレインには、1.5リッターLPGエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、最大出力74PS、最大トルク111Nm、WLTCモード燃費は16.5km/Lを実現。  LPGならではの低コストと、環境性能の両立が図られています。  ドライバーには、エアコン吹き出し口に設置された「ナノイー」や、後席用のサーキュレーター、シートヒーターといった快適性に関わる装備が好評です。夜間でも使いやすいLED読書灯なども細やかな配慮となっています。  安全装備では、全車に「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。  それでは、2025年モデルではどのような改良がなされたのでしょうか。  まず、LPGタンク容量が52Lから58Lに拡大され、航続距離が向上しています。  6つのSRSエアバッグに加え、事故の回避や被害軽減を図る機能であるプリクラッシュセーフティの検知対象を夜間や交差点にも拡大。低速時加速抑制や緊急時操舵支援といった新機能が加えられました。  さらに、視認性を高めた新デザインのメーターや、可動式フィン付きサーキュレーターの採用といった、使い勝手を意識した改善が盛り込まれています。  外部給電アタッチメントも全グレードにオプション設定され、非常時の電源供給にも対応可能となりました。  ボディカラーは「深藍」、「ブラック」、「スーパーホワイトII」の3色が展開されています。  「深藍」は、日本の伝統色を現代的に再解釈したもので、街の景観との調和を意識した仕上がりです。  インテリアカラーは、「黒琥珀」と「琥珀」の2種が用意されています。  用途や地域性に応じて選べる設計となっており、ビジネスユースから冠婚葬祭まで幅広いシーンに対応できそうです。  なお、ジャパンタクシーは業務用としての導入が多いものの、非営業目的での購入も可能です。  車いす対応や快適性を重視した設計のため、福祉施設や送迎用途を目的とした法人や個人からの注文も稀に見られるようです。 ※ ※ ※  ジャパンタクシーは、タクシーとしての実用性を高めながら、日常の送迎にも対応できる柔軟性を持つ一台として進化を続けています。  今回の改良では、燃費と快適性、安全性のすべてにおいてアップデートが施され、タクシー専用車としての完成度がさらに向上したと言えそうです。  なお販売価格は、標準グレード「和」が345万5100円(消費税込、以下同)、上級グレード「匠」が368万600円です。

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