2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高のSUV 10選 競争激しいレッドオーシャン

小型車から高級車まで幅広くセレクト 走り、実用性、デザイン、コストパフォーマンスなど、さまざまな観点からAUTOCAR英国編集部が選ぶ最高のSUVを10台紹介する。 【画像】高級車からコンパクトSUVまで! バラエティー豊かな上位3車種【レンジローバー・スポーツ、BMW X5、ダチア・ダスターを詳しく見る】 全43枚 過去四半世紀の間に、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)は目覚ましい成長を遂げ、自動車のデザインを根本的に変革した。 英国で販売されているモデルの中から、特に優れたSUVを10台紹介する。 SUVには欠点もあるが、優れたモデルは卓越した快適性、実用性、広々とした居住空間、汎用性、そして独特で力強い外観を誇っている。 世界中で人気が急上昇し、市場は成長を続けている。現在では、小型車、ファミリーカー、スポーツモデル、高級車、ハイブリッド車、EVなど、そのバリエーションは数えきれないほど多岐にわたる。 今回は、その中からAUTOCAR英国編集部が最高のモデルを厳選し、10台に絞り込んだ。 1位に選んだのは、パフォーマンス、実用性、ドライビングの魅力を兼ね備えたランドローバー・レンジローバー・スポーツだ。その他、コストパフォーマンスに優れたダチア・ダスター、総合力が高いポルシェ・マカン、ファミリー向けのスコダ・コディアックなども取り上げている。 (翻訳者注:各モデルの装備や価格は英国仕様に準じます。英国市場から撤退、または未導入のモデルについては取り上げていません。) 1. ランドローバー・レンジローバー・スポーツ デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:7点 長所:卓越した洗練性 幅広い走行性能 トップクラスの車載技術 短所:ライバルよりも15〜20%高価 エクステリアデザインは、一部の人には気取り過ぎだと感じるかもしれない JLRの信頼性の実績は低い 最大の特徴:華やかさ レンジローバー・スポーツは、大型のレンジローバーとほぼ同等の快適性とオフロード性能を備えながら、より安価で、舗装路での走行性能も優れていることから、このリストに名を連ねている。 1. ランドローバー・レンジローバー・スポーツ 「インテリアの質感に関しては、いくつかの点で改善の余地がある」 ——マット・ソーンダース、ロードテスト編集者(AUTOCAR英国編集部) 現在、2台は同じプラットフォームを採用しているが、レンジローバー・スポーツは、その大きな重量をコントロールする能力において際立っている。ダンピングは引き締まっていて洗練されている一方で、このサイズのクルマとしてはステアリングフィールが豊かで、レスポンスも良好だ。 ターボチャージャー付きマイルドハイブリッドディーゼル、プラグインハイブリッド、そして最高出力636psを発生するV8ガソリンエンジン搭載のSVなど、幅広いパワートレインラインナップが用意されている。 インテリアの上質さはレンジローバーとほぼ同等だ。 JLRの優れたPivo Proインフォテインメント・システムは操作が簡単で、タイムラグがなく、業界で最も反応の良いタッチスクリーンの1つとなっている。 2. BMW X5 デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点 長所:豊富なエンジンラインナップ 洗練されたダイナミックなハンドリング 電気走行距離の長い優れたPHEV 短所:もっと実用的なライバルSUVもある インテリアの改良により、質感と使いやすさが一歩後退 PHEVは7.4kWでしか充電できない 最大の特徴:パフォーマンス BMW X5は、このリストで最も大型のモデルの1つで、パワートレインによっては最大7人乗りも選ぶことができる。 2. BMW X5 「BMW X5は現在25年目を迎え、複数の世代を経てきたが、1999年の初代モデルの人気のきっかけとなった大切なセールスポイントを維持している」 ——イリヤ・バプラート、ロードテスター パワートレインのラインナップは、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドがあり、このクラスとしてはかなり豊富だ。 ディーゼルエンジンも3.0L直列6気筒で最高出力286psを発生し、ガソリン直列6気筒エンジンは352psを発生する。PHEVモデルでは490psの出力と0-100km/h加速4.8秒を実現している。 PHEVモデルは電気のみで82kmの走行が可能で、十分な性能ではあるものの、特に新型スコダ・コディアックPHEV(後述)と比べるとやや平凡な印象だ。 7人乗り仕様では、650Lのトランクスペースを確保している。シートを折りたたむと 1870Lまで拡大するが、PHEVではハードウェアの都合上、500Lに抑えられている。 3. ダチア・ダスター デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:9点 長所:価格に見合った広々とした空間 幅広いパワートレイン ランニングコストを抑えられるバイフューエル仕様も 短所:大型車のような洗練さに欠ける ところどころ安っぽい印象 特に魅力的なエンジンはない 最大の特徴:コストパフォーマンス ルノー・グループ傘下でルーマニアの自動車メーカーであるダチアが開発したダスターは、現行型で3代目に数えられ、現在英国で販売されているSUVの中でも抗いがたい魅力を放っている。 3. ダチア・ダスター 「PHEVの選択肢はなく、ディーゼルエンジンも廃止され、MHEVパワートレイン搭載車のみではあるが、四輪駆動モデルを選択することはできる」 ——マット・ソーンダース、ロードテスト編集者 新しいプラットフォームを採用したダスターは、旧型よりもはるかにモダンで力強い外観が特徴だ。 エンジンは、1.2Lマイルドハイブリッドガソリン、1.6Lハイブリッド、ガソリンとLPGの2種類の燃料を使用できる1.0L「バイフューエル」が用意されている。 1.2Lエンジンは、シンプルで無駄のない動力性能と経済性に優れ、ダスターに最もよく合っている。四輪駆動も選択可能だ。 ダスターの価格は1万9000ポンド(約380万円)弱で、このリストの中で最もコストパフォーマンスに優れたSUVだ。かつてほど安価ではないものの、ほとんどのブランドのBセグメント・ハッチバックよりもかなり安い。 広々とした4人乗りのキャビン、十分な大きさのトランク、優れた走りとクルージング性能、そしてエントリーモデルでも充実した装備仕様を誇っている。 4. ポルシェ・マカン デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点 長所:クラス最高のハンドリング 広さと速さの素晴らしい融合 考え抜かれたインテリア 短所:2.0Lバージョンは刺激に欠ける 最上位モデルは高価 EVモデルに入れ替わる 最大の特徴:ドライビングの魅力 根っからのスポーツカーファンからも、渋々ながらもリスペクトを集めるSUVがあるとしたら、それはポルシェ・マカンだろう。 4. ポルシェ・マカン 「マカンの標準シートは、サポート力やスポーティな感覚の点で最高というわけではないが、ドライビングポジションがとても良く、しかも着座位置が低いため、そのことはほとんど気にならないだろう」 ——マット・ソーンダース、ロードテスト編集者 ポルシェのエントリーレベルを担うマカンは、速さ、快適さ、優雅な走りを絶妙に融合し、この熾烈な競争の中で基準となっている存在だ。 ポルシェは、2023年にマカンシリーズのモデルチェンジを行い、ラインナップを一新した。フラッグシップモデルのターボは廃止になったが、後継となるGTSは最高出力440psの2.9L V6ターボガソリンエンジンを搭載し、幸いなことにパフォーマンスはまったく損なわれていない。 重要なのは、サスペンションの改良に伴い車高がわずかに低くなり、小型で低重心なクルマに乗っているかのような、没入感あるドライビング・エクスペリエンスを実現していることだ。物理の法則を覆すようなその走りは、まさに驚異的だ。 ステアリングも、ポルシェの低重心スポーツモデルと同様の重量感とレスポンスを備え、高価なチューニングが施されたダンパーは、堅固な姿勢制御と弾力のある乗り心地を両立している。 エアサスペンションと贅沢なインテリアにより、ただクルージングを楽しみたいときにも、高級セダンのようなリラックスした気楽な走りを見せてくれる。 5. ランドローバー・ディフェンダー デザイン:9点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:7点 長所:快適性が高い 非常に運転しやすい ファッショナブル 短所:110および130バージョンは巨大 すべて重たい 高価 最大の特徴:オフロード性能 ランドローバー・ディフェンダーは、オンロードでもオフロードでも優れた性能を発揮する、非常に多用途なマシンだ。どこへでも行けるようなクルマだが、正直なところ、オーナーの多くは舗装路から出ることはないだろう。 5. ランドローバー・ディフェンダー 「世界トップクラスの性能。オンロードでもオフロードでも素晴らしいが、同時に価格も高い」 ——マット・プライヤー、編集委員 そのサイズと比類なきオフロード性能にもかかわらず、ディフェンダーはスムーズなステアリング、適切なペダル配置、そして優れた視界により、運転しやすいクルマである。非常に快適で、コントロール性も抜群だ。 マイルドハイブリッドの6気筒ディーゼル、パワフルなV8、プラグインハイブリッドなど、さまざまなパワートレインが用意されている。 このシリーズの中でAUTOCAR英国編集部が選んだのは、力強い加速感と、洗練された走りを持つディーゼルだ。 ディフェンダーは市販されている中でも最高のSUVの1つであり、そのタフな外観と走行性能は、広々とした居住空間、実用性、そしてラグジュアリー雰囲気を求める人に最適な選択肢となっている。 6. キアEV9 デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:7点 コスト:9点 長所:広大な車内空間 印象的なパフォーマンス 航続距離が長い 短所:高価 インテリアが価格に見合わない 英国の道路では大きすぎる 最大の特徴:電動SUV 大きくて角ばったクルマは、駐車場でも存在感が際立つ。それが、人々がSUVにまず目を留める理由だ。そして、キアEV9も間違いなく人目を引くクルマである。 6. キアEV9 「シングルモーター仕様とツインモーター仕様の両方とも、シンプルで制御しやすいダイナミクスを見せ、誤魔化すようなトリックも感じさせない」 ——マット・ソーンダース、ロードテスト編集者 EV9はレンジローバー・スポーツやメルセデス・ベンツGLEとほぼ同じサイズで、キアにとって初めての大型高級SUVとなる。そのインパクトも絶大だ。 がっしりと角張ったデザイン、シャープなライン、精緻なディテールが特徴で、通りすがりの人々が二度見して「あれがキア? 本当に? すごい!」と言わせるほど大胆な外観である。 6人乗りと7人乗りのキャビンレイアウトを選択でき、広さは他の3列シートSUVと同等だ。ただし、インテリアは質感が劣る部分もある。 EV9は99.8kWhのバッテリーを搭載し、走り方や使用環境にもよるが、実走行で420〜515kmの航続距離を実現している。 デュアルモーター仕様はパフォーマンスも強力で、乗り心地とハンドリングは若干ソフトだが、安定感がある。 7. スコダ・コディアック デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:7点 コスト:8点 長所:非常に車内が広く実用性が高い ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの幅広い選択肢 PHEVは比類なき電気走行距離を実現 短所:低速走行時の動作の鈍さ PHEVパワートレインに若干の操作上の弱点あり 標準のガソリンエンジンは高回転域で音がうるさい 最大の特徴:日常での使い勝手 多くのユーザーは、実用的で多用途な、便利なファミリーカーを低い価格帯で求めている。スコダ・コディアックは、そうした要望をうまく満たすSUVだ。 7. スコダ・コディアック 「ベースのSEグレードでも、必要な装備がすべて揃っており、これまで以上にその強みを存分に発揮する実用的なSUVだ」 ——イリヤ・バプラート、ロードテスター チェコの自動車メーカーで、フォルクスワーゲン・グループ傘下のスコダが販売しているコディアックには、広大なキャビンをはじめ、多くの魅力がある。トランクの容量は、5人乗り仕様で910L、PHEVモデルで745Lだ。 さらに、3列目シートにも十分なスペースのある7人乗り仕様も選べる。 パワートレインは、ガソリン、ディーゼル、PHEVの3種類が用意されている。AUTOCAR英国編集部のおすすめは1.5Lのガソリンエンジンだが、PHEVも電気のみで114km走行できるというメリットがある。 8. ヒョンデ・サンタフェ デザイン:9点 インテリア:10点 パフォーマンス:6点 乗り心地とハンドリング:7点 コスト:7点 長所:広々とした実用的なインテリア 高級感のある素材 シャープなハンドリング 短所:洗練されていない乗り心地 期待外れのエンジン 頼りない運転支援機能 最大の特徴:インテリアの雰囲気 ヒョンデ・サンタフェは、最大7人まで乗れる実用的なSUVだが、その最大の特徴はインテリアだ。 8. ヒョンデ・サンタフェ 「インテリアは、魅力的なデザインと高級感ある素材に加え、高い実用性と使いやすさを兼ね備えている」 ——マット・ソーンダース、ロードテスト編集者 居住空間はとても広く、2枚のタッチスクリーンと物理スイッチを備え、直感的で使いやすいレイアウトとなっている。 任意の機能を割り当てられるカスタマイズ可能なボタンが2つあり、煩わしいADASシステムをすばやく無効にするのにおすすめだ。 パワートレインとしては、1.6Lターボチャージャー付きガソリンエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドが用意されている。PHEVには13.8kWhのバッテリーが搭載されているが、電気のみの走行距離は53kmとやや短い。 多くの人にとっては少し大きすぎるかもしれないが、サンタフェは、快適なインテリアと個性的なデザインを備えたSUVとして、素晴らしい選択肢となるだろう。 9. 日産キャシュカイ デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:6点 乗り心地とハンドリング:7点 コスト:8点 長所:インテリアはモダンで使いやすい 乗り心地はよくシートの快適性も高い グーグルベースのインフォテインメント・システムは先進的 短所:ライバル車の方がトランクスペースが広い ステアリングフィールが乏しい エンジンとマニュアル・トランスミッションの相性が悪く、代わりはCVTしかない 最大の特徴:ファミリーカーとしての能力 日産キャシュカイは、毎年のように英国の販売台数ランキングの上位に入るベストセラー車だ。ヴォグゾール・コルサやフォード・プーマといったライバルを上回り、多くのドライバーにとって理想的なモデルとなっている。 9. 日産キャシュカイ 「手頃な価格のクロスオーバー車であるため、最上級のサスペンションが使われることはまずないだろう。したがって、キャシュカイが路面の凹凸をどれだけうまく吸収するかは、装着されているホイールによって決まる」 ——イリヤ・バプラート、ロードテスター 実用的で広々としていて快適だが、家族や小さな子供たちが毎日乗っても耐えるだけの耐久性も備わっている。 英国では、四輪駆動のeパワーをはじめ、多様なハイブリッド・パワートレインが用意されている。eパワーは、ガソリンエンジンを搭載しながら電気モーターで駆動する信頼性の高いシステムだ。 最大の魅力は、その運転のしやすさだろう。ほとんどのドライバーのニーズに適合し、手頃な価格のクロスオーバーを求めるファミリー層にとって魅力的な選択肢である。 10. ボルボXC40 デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:7点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点 長所:静粛性の高さと燃費の良さ 上品なインテリア 落ち着いたボルボらしい走り 短所:後部座席のスペースが狭い 平均より小さなトランク 高価 ボルボXC40は発売からしばらく経つが、今でも堅実で快適性の高いSUVとしておすすめできる存在だ。 10. ボルボXC40 高級SUVの世界への入り口となるXC40は、現在ハイブリッドとEV(後者はEX40に名称変更)のモデルがラインナップされている。 「テストコースでは、XC40は楽しさと粘り強さを兼ね備えた、非常にタフなクルマだった。そして、10年前のボルボのSUVとは比べ物にならないほど、その性能は飛躍的に向上している」 ——マット・ソーンダース、ロードテスト編集者 経済的なエンジンラインナップに加え、432Lのトランク容量と、後部座席のレッグスペースも十分に備えた実用的なクルマだ。 エンスージアスト向けのクルマではないが、通勤や日常的な用途において、快適性や洗練性を求めるドライバーには魅力的な1台となるだろう。 最高のSUVを選ぶには? SUVは、基本的に実用性の高いクルマだ。そのため、トランクの容量、後部座席のスペース、Isofixポイントなど、あらゆる要素をよく考慮すべきだ。特にオフロード性能を求めている場合は、最低地上高、四輪駆動の有無、運転支援システムもチェックした方がいい。 トランクルームの広さもSUVの特徴の1つだ。 テストと選定方法 この記事は、AUTOCAR英国編集部のロードテスト(公道試乗)チームによって執筆されている。彼らは、英国で販売されているすべてのSUVを試乗している。 今回はさまざまなタイプのSUVを取り上げ、EV、PHEV、純エンジン車とあらゆるパワートレインを網羅している。 この記事で紹介しているクルマはすべて、AUTOCAR英国編集部が試乗・評価したものだ。 SUV市場は人気が高く、変化のスピードも速いため、リストの順位は数か月ごとに変わっていく。今回の順位は本稿執筆時点(6月上旬)のものだ。 よくある質問 Q&A ——SUVはオフロード走行に適している? SUVは、他のカテゴリーのクルマよりもオフロード性能に優れている。これは、通常のハッチバックやセダンと比べて地面からのクリアランス(最低地上高)に余裕があり、四輪駆動システムやオフロード専用ソフトウェアを装備している場合が多いからだ。ただし、「トレードオフ」があることも忘れてはいけない。四輪駆動システムとトルクフルなエンジンはオフロード走行に役立つが、その代償として燃費が劣る傾向がある。 購入時は、実際にオフロードを走行する頻度も考慮に入れておきたい。雪道など、トラクションが低い路面での性能を心配する人も多いだろうが、多くの二輪駆動のSUVはフロントエンジン・前輪駆動(FF)である。エンジンが駆動軸に重量をかけるため、そのような状況ではトラクション的に有利だ。 ——SUVは価格が高い? すべてのSUVがオフロードに強いわけではない。本格的なオフロード走行を楽しむなら、相応の装備と性能が必要だ。 SUVは急速に普及しており、価格帯も多岐にわたる。しかし、一般的にハッチバック車よりも高価だ。多くのSUVはハッチバック車と同じプラットフォームを採用している。例えば、プジョー2008は、プジョー208の車高と車幅を少し拡大したモデルだ。同等のクラスで比較すると、SUVはハッチバック車よりも約4000 ポンド(約80万円)高い。 しかし、その分、乗り降りが容易で、ヘッドルームも広く、またシルエットもまったく異なる。モデルによっては、比較的安価に購入できるものもある。 SUVはいつから人気になったのか? 英国におけるSUVの販売台数は、2022年から2023年にかけて23%増加した。この成長は軽視できない。2023年、英国で最も売れた上位10車種のうち7車種はSUVだった。その人気はここ数年で特に高まっている。しかし、SUV自体は何十年も前から販売されている。たとえば、最初期のランドローバーは1948年に発売された。 SUVとは? SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)は一般的に、他のカテゴリーのクルマよりも大型だ。全高は高めで、車内空間が広く、四輪駆動のモデルもある。

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