回転寿司でスイーツ。最近では当たり前の光景になりましたが、そこにかっぱ寿司がおもしろい新作を投入してきました。それは、韓国で大ブレイク中の「カムジャパン」と「ヨーグルトアイスボウル」です。 かっぱ寿司で登場した「カムジャパン」（右）と「ヨーグルトアイスボウル」（左） 　これらは、かっぱ寿司が展開するスイーツブランド『ごちCAFE』の商品。同ブランドは、“単なる食後のデザートではなく、トレンドや季節感を意識した本格スイーツを提供する”ことがコンセプト。今回は、韓国の人気スイーツに白羽の矢が立ったというわけです。 「カムジャパン」は、韓国語でじゃがいもを意味する「カムジャ」とパンを表す「パン」を組み合わせた名前とのこと。まさに、じゃがいものような丸っこいフォルムです。重たそうなイメージのある揚げパンなのですが、見た目からは軽やかな印象を受けました。 「カムジャパン」 　早速食べてみると、国産米粉を使った生地のもちもち感と、独特の弾力を感じます。中からは、ほんのり甘いじゃがいもフィリングがとろりと顔を出し、素朴な甘さが口いっぱいに広がりました。 　裏側はカリッとした食感で、表面のふんわり感との対比が絶妙なアクセントになっています。 　これが149キロカロリーというのも魅力的。揚げパンにしては控えめなカロリーで、気軽に楽しめます。思っていたより軽い食感で、あっという間に完食してしまいました。 　続いて、「ヨーグルトアイスボウル」。白いヨーグルトアイスの上に、チョコレートソース、冷凍いちご、冷凍マンゴー、グラノーラが盛りつけられています。公式サイトに「写真撮影の際は“真上から”がおすすめです！」とあるように、確かに華やかな見た目です。 　ヨーグルトアイスの控えめな酸味とグラノーラのカリカリした食感が絶妙で、チョコレートソースのパリパリした部分も良いアクセントになっています。冷凍フルーツの甘ずっぱさが、ヨーグルトアイスのまろやかさを引き立てているのもポイントが高いです。 　私がオーダーしたのは、はちみつがけバージョン。295キロカロリーで、プレーンの277キロカロリーより少しだけ高くなりますが、はちみつの自然な甘みでデザート感がぐっと増します。さっぱり派ならプレーン、甘党さんならはちみつがけがよさそうです。 「カムジャパン」と「ヨーグルトアイスボウル」の両方を味わいたいなら、「韓国スイーツセット」がお得。単品で注文するよりも30円安くなります。 　ちなみに、どちらも持ち帰りが可能です。かっぱ寿司のスイーツを手土産にするというのも、なかなかおもしろい選択肢かもしれません。 『ごちCAFE』が、単なる付け足しのデザートコーナーではなくカフェ利用も視野に入れた本格派を目指しているというのもうなずけます。実際に味わってみて、このクオリティならスイーツ目当てで訪れる人がいても不思議ではないと、改めて思いました。 （文＝minto）