ボートレース平和島の「DMM.com杯」は4日間の予選を終え、5日目10〜12Rで行われる準優勝戦に出場する18人が決定した。セミファイナルで注目すべき1人は佐々木英樹（52＝広島）だ。 3日目まで白星こそなかったが5戦して2着1回、3着3回としぶとい走りを披露していた。予選最終日の4日目は1号艇の4R。インから先マイに出て、5コースから握った今坂晃広とバック並ぶ形となりながら1周2マークを先取りして押し切りに成功。予選最終走で今節初白星を獲得すると共に、準優勝戦進出一番乗りを決めた。 「レースでは良かったですね。1マークは失敗したと思ったけど、前に進んでくれた。バランス型で底上げできている感じです。最近は失敗ばかりだから、最近にはなく、いい状態だと思う。もうこれを外さないようにするだけですね。準優もダッシュの方が、まだスタートは行けると思う」と謙虚な笑顔を見せた。 昨年10月29日のびわこ一般戦以来、今年初優出をかけて準優勝戦は10R5号艇で登場。臨戦態勢は整っており、冷静に間隙（かんげき）を突いて2着以内を目指す。
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