群馬県にある草津白根山では26日未明から火山性地震の数がやや増加しています。気象庁は、ごく小規模な火山灰などの噴出の可能性があるとして火口からおよそ500メートルの範囲で注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、群馬県にある草津白根山の「白根山」の湯釜付近では、26日午前1時ごろから火山性地震の数がやや増加し、午後3時までに21回観測しています。（速報値） さらに地震の増加に伴い地盤の傾きにもわずかな変化があったということです。 草津白根山では、2024年6月ごろから地下の浅いところでの膨張を示す地盤の緩やかな変化も観測されていて気象庁は今後、火山活動が高まる可能性があるとしています。 草津白根山の「白根山」（湯釜付近）の噴火警戒レベルは現在「1」ですが気象庁は、火口からおよそ500メートルの範囲でごく小規模な火山灰などの噴出の可能性があるとして注意を呼びかけています。 また、火口周辺のくぼ地などでは高濃度の火山ガスがたまるおそれもあるため危険な場所に立ち入らないよう呼びかけています。
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