【デンバー（米コロラド州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの山本由伸は２５日（日本時間２６日）、敵地でのロッキーズ戦に先発し、５回１安打無失点、６奪三振の好投で、昨季に並ぶ７勝目（６敗）を挙げた。 １番指名打者で出場した大谷は六回に左前打を放って２打数１安打、申告敬遠を含む２四球だった。ドジャースはマンシーの満塁本塁打などで８—１で快勝した。 山本が今季最高と言える投球を見せた。テンポ良く投げ込み、五回まで１安打に抑えた。「すごく良い投球だった。（今季で）１番かどうかは明確にはわからないけど、すごく良い感覚では投げられた」。相手打線が早いカウントから打ってきたこともあり、球数はわずか５６球だった。 まだまだ投げ続けられそうな雰囲気はあったが、六回表のドジャースの攻撃中に急に豪雨となり、１時間２７分の中断があったため、降板となった。山本は「調子が良かったので、雨でなければもっといけたなという気持ちもあった。ポジティブに捉えて、今日は球数も少なかったので休養につなげて、しっかり練習して、もっともっと調子を上げていけるようにやっていけたら」と今後を見据えた。
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