福山雅治が主演し、有村架純と初共演する映画『ブラック・ショーマン』より、木村昴、森永悠希、ハナコ秋山寛貴の出演が発表された。有村演じる真世の同級生を演じる。 【動画】福山雅治×有村架純『ブラック・ショーマン』、60秒特報＆場面写真が初解禁　クランクアップコメントも 　本作は、東野圭吾によるシリーズ累計87万部の大ヒット小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』（光文社文庫刊）を映画化したミステリーエンターテインメント。 　ラスベガスで名をはせるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで、息を吐くようにうそをつくという、超個性的な主人公・神尾武史を演じるのは福山雅治。さらに、福山演じる神尾武史のめいであり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに武史とバディを組み、殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を演じるのは有村架純。初共演となる2人が名バディを組み、謎の殺人事件に挑む。 　昨年10月に映画化と福山・有村の初共演が発表された本作だが、同月に開始された撮影は5月下旬にクランクアップを迎えた。武史の華麗なマジックや真世のウエディングドレス姿、そして叔父と姪という関係ならではの軽快なやり取りが収められた60秒の特報映像も、大きな話題を呼んでいる。 　6月以降には、豪華キャスト情報が続々と解禁。殺された英一の教え子であり、真世の中学時代の同級生として、釘宮克樹役を成田凌、池永桃子役を生田絵梨花、杉下快斗役を犬飼貴丈、九重梨々香役を岡崎紗絵が演じる。 　また、桃子の夫・池永良輔役には森崎ウィン、真世の婚約者・中條健太役には伊藤淳史が出演。事件を追う県警の刑事・木暮大介役を生瀬勝久が、そして事件の“被害者”で福山と有村の肉親にあたる神尾英一役を仲村トオルが務めるなど、実力派俳優たちが顔を揃えている。 　そして今回、真世（有村）の同級生キャストが新たに3名明らかになった。真世（有村）の中学時代の同級生の一人で、釘宮（成田）が手がけた大ヒット漫画『幻脳ラビリンス』による町おこしを企画する中心人物・柏木広大役を演じるのは、木村昴。 　木村は、声優としてアニメ『ドラえもん』や『呪術廻戦』、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の人気キャラクターを担当するほか、タレント・俳優・MCとして多岐にわたり活動。近年では、大河ドラマ『どうする家康』、TVドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』、映画『赤羽骨子のボディガード』など話題作に出演し、俳優としてもめざましい活躍を見せている。 　有力企業「柏木建設」の社長の息子として、地元で幅を利かせる柏木役を演じた木村は、「衣装合わせのとき監督に『その細い金色のネックレスものすごくいやらしくて柏木っぽいな。誰が用意したの？』と聞かれたので、『普段からつけてる自前のものです』と答えたところ『リアル柏木だ…』とお墨付きをいただいたことを今でも覚えています」と、クランクイン前から自身と役柄がシンクロしていた模様。 　同じく真世の同級生で、地元の酒屋「原口商店」店主を務める原口浩平役の森永悠希は、子役からキャリアをスタートさせ、映画『しゃべれども しゃべれども』で注目を集め、映画『ちはやふる』3部作、Netflixドラマ『今際の国のアリス』シリーズ、連続テレビ小説『ブギウギ』、映画『市子』などに出演し、幅広い役柄を演じてきた実力派俳優。 　今作への出演に対し、森永は「東野圭吾さん原作の作品に関わらせていただくのは2度目なのですが、今回はどんなミステリーなのだろうと楽しみでしたし、光栄でした」と、うれしさを滲ませた。 　もう一人の同級生キャストとして、地元の地方銀行「三つ葉銀行」に勤める牧原悟役には、人気お笑いトリオ・ハナコの秋山寛貴が抜擢された。秋山寛貴、岡部大、菊田竜大の3名からなるハナコは、「キングオブコント2018」での優勝を皮切りに大ブレイクし、幅広い層から人気を集めている実力派コント師。秋山は本作で記念すべき俳優デビューを果たす。 　小さい頃から大の映画好きで、芸人を目指して上京後、映画館でアルバイトを始めたという秋山。本作への出演が決まった際の気持ちや撮影時の思い出を問われ、「ほとんどお芝居のお仕事を頂いたことがない中、突然で驚きのオファーでした。撮影は人生初のアルバイトに映画館を選ぶような自分にとって興奮に満ち溢れた夢のような時間でした」と語った。実力派コント師のツッコミ担当が初めてスクリーンで魅せる等身大の演技に、ぜひ注目してほしい。 　映画『ブラック・ショーマン』は、9月12日公開。 ※木村昴、森永悠希、秋山寛貴のコメント全文は以下の通り。 ＜コメント全文＞ ■木村昴 　衣装合わせのとき監督に「その細い金色のネックレスものすごくいやらしくて柏木っぽいな。誰が用意したの？」と聞かれたので、「普段からつけてる自前のものです」と答えたところ「リアル柏木だ…」とお墨付きをいただいたことを今でも覚えています。 　スーパースターたちに囲まれての撮影はとにかく刺激的でした。僕自身が撮影を楽しんだ分、ご覧くださる皆さまにも完成した映画をお楽しみいただければ幸いです。 ■森永悠希 　東野圭吾さん原作の作品に関わらせていただくのは2度目なのですが、今回はどんなミステリーなのだろうと楽しみでしたし、光栄でした。 　エンターテインメント性たっぷりに謎が紐解かれていく様に、台本を読みながらマジックショーの観客になったかのような気分になりました。 　観てくださる方もきっとそんな気分になると思います。ぜひ劇場で体感していただきたいです。 ■秋山寛貴（ハナコ） 　ほとんどお芝居のお仕事を頂いたことがない中、突然で驚きのオファーでした。撮影は人生初のアルバイトに映画館を選ぶような自分にとって興奮に満ち溢れた夢のような時間でした。比較対象のない僕でも感じる「すごい映画を撮っているぞ」という現場での感覚。この感覚がたしかだったかどうかは、作品がみなさんのもとへ届いた時にわかります。 　『ブラック・ショーマン』の公開が楽しみで仕方ありません。みなさんにも期待して頂けると嬉しいです。