先週、山形新幹線の最新型車両4編成が、相次いで故障し、列車が停止した問題で、JR東日本は、4編成ともに電力を供給する装置の半導体が損傷していたことを明らかにしました。 これは今月17日に東北新幹線の最新型の車両「E8系」が、栃木・那須塩原駅前で加速できず走行できなくなったものです。さらに同じ日に、別の「E8系」の3編成でも同様のトラブルが起きていました。 これまでに、4編成ともに車両の機器に電力を送る装置が故障していたことがわかっていますが、JR東日本は25日、いずれの車両もその装置の中の半導体が損傷していたことが判明したと明らかにしました。ただ、半導体が損傷した原因については特定に至っていないということです。 JR東日本は、「気温などの環境的要素も含め、あらゆる観点で原因究明を行う」としています。 「E8系」は、原因が特定できるまで単独運転を取りやめていて、山形新幹線は通常の8割程度の本数で運行しているということです。
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