日産が「新型アルマーダ“NISMO”」発表! 史上最強「460馬力のV6ツインターボ」は匠の“手作業”調整を実施! 「GT-R」カラーも用意する「超・高性能モデル」米で登場

史上最強の460馬力を発揮  日産の米国法人は2025年6月25日、大型SUV「アルマーダ」の新たな2026年モデルを発表し、ラインナップに新型「アルマーダNISMO」を追加しました。  今秋の発売を予定しています。 日産新型「アルマーダ NISMO」(2026年モデル) 【画像】超カッコいい! これが日産「新型最強SUV」です! 画像でみる(50枚以上)  アルマーダは2003年に登場した3列シートのフルサイズSUVです。2代目からは中東地域などで展開する「パトロール」や日産の高級ブランド インフィニティ「QX80」の姉妹モデルになっています。  現行型は3代目で、2024年11月に発表。8年ぶりのフルモデルチェンジを経て、デザインの一新やパワートレインの刷新、先進運転支援機能の強化が図られました。  ボディサイズは、全長5323mm×全幅2115mm×全高1945-1981mm、ホイールベース3075mm。  パワートレインは、従来のV型8気筒に代わり、最高出力425hp・最大トルク516lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジンと9速AT、駆動方式は2WDまたは4WDで、さまざまな地形に対応する8つのドライブモードを設定しています。  エクステリアは最新の「Vモーション」デザインに2段の「Cの字」ヘッドライトを採用。先進感を表現しました。一方、従来のようなメッキパーツを減らし、シンプルでモダンにまとめています。  リアもヘッドライト同様にCの字意匠を用いたテールライトを備え、大胆で存在感のあるスタイルを実現。  インテリアは直接的な加飾は少なめにしながら、仕立ての異なる本革素材を重ね、さりげないラグジュアリー感を演出するとともに、14.3インチのディスプレイを2基組み合わせたメーター一体型インフォテイメントシステムを備え、先進感を演出。  シートはフロントがマッサージ・ベンチレーション付きで、1列目から3列目まで同じ仕立てとし、すべての乗員がラグジュアリーなドライブを楽しめます。乗車定員は7人または8人です。  また高級オーディオブランド「Klipsch」によるプレミアムオーディオシステムなどを搭載。64色のアンビエントライトも採用し、乗員へのおもてなしとしています。  先進機能では、衝突被害軽減ブレーキなどをはじめとする最新の「ニッサン セーフティ シールド」を全グレードで採用。上級モデルには高速道路同一車線走行時にハンズオフが可能な「プロパイロット・アシスト2.1」を搭載。  さらに、3Dアラウンドビューモニターやフロントワイドビュー、車両床下を透過するインビジブル・フードビューなどを備え、安全性能の向上を図っています。  ラインナップは、ベーシックな「SV」、中級モデルの「SL」、上級モデルの「プラチナ」「プラチナリザーブ」に加え、タフな内外装や専用サスペンションなどを備えるオフロードモデル「PRO-4X」の5つが用意。  駆動方式はPRO-4Xは4WDのみで、その他のモデルではFR/4WDどちらも選択できます。  今回登場した2026年モデルでは、PRO-4Xグレードに7人乗りの2列目キャプテンシート仕様車を追加しています。  またアルマーダ初のNISMOモデル アルマーダNISMOが追加されました。  アルマーダNISMOは、歴代最強の出力を持つパワーユニットの採用や、走行性能の強化、専用仕立ての内外装を持つスポーツモデルです。  エクステリアでは、NISMOモデル共通デザインのフロントバンパー/サイド/リアバンパースポイラーを装着。フェンダーはワイド化され、ハイパフォーマンスを予感させるデザインを採用。  ボディカラーは「フェアレディZ NISMO」や「GT-R NISMO」などのNISMOモデル専用色となっている「NISMOステルスグレー」をはじめ、特別色3色を設定しています。  パワーユニットは3.5リッターV型6気筒ツインターボで変更ありませんが、NISMOエンジニアの手作業により、エンジンプログラミング変更やバルブクリアランス調整が実施されたほか、エグゾーストシステムの変更により、力強いエンジン音も実現。  出力は通常モデルよりも35HP向上した460HPをマークします。なお、最大トルクは同一です。  走行性能ではこのほか、専用チューニングの電動パワーステアリングやエアサスペンション、高性能オールシーズンタイヤを組み合わせる22インチNISMO鍛造アルミホイールを装備し、スポーティな走りと優れたハンドリングを実現しました。  インテリアでは、チャコールカラーにレッドのアクセントとステッチで彩られた専用レザーシートを装備。前席には調整式サイドボルスターを備え、スポーティなドライビング時にも快適な座り心地をキープするといいます。 ※ ※ ※  新アルマーダ 2026年モデルの価格はアナウンスされておらず、発売が近づくにつれて発表されるとみられます。

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