トヨタ斬新「“5人乗り”コンパクトカー」に注目! 独特なガバッと開く「大口スライドドア」&めちゃ広ッ“室内空間”を採用! 「リッター22キロ」以上の低燃費も魅力の「スペイド」とは?

高い利便性と居住性を兼ね備えたコンパクトカー  家族でのお出かけや日常の移動に便利なクルマを求めるユーザーにとって、使い勝手の良さと快適さを兼ね備えたモデルは魅力的です。  そんな中、トヨタがかつて販売していたとあるコンパクトカーは、独特かつ便利なスライドドアを採用するなど、そのユニークな設計で多くのユーザーに愛されました。 【画像】超カッコイイ! これがトヨタ斬新「“5人乗り”コンパクトカー」です!(30枚以上)  一体どのようなクルマなのでしょうか。 子どもやお年寄りも乗り降りしやすい便利なスライドドア採用のコンパクトカーとは?  そのモデルとは「スペイド」です  トヨタは元々「ラウム」というセミトールワゴンを販売していましたが、2011年に販売を終了。  スペイドはその実質的な後継モデルとして登場しました。  ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1690mm-1720mmで、同時期に販売されていた3代目「ヴィッツ」などのコンパクトカーと同等のサイズです。  しかし、スペイドはコンパクトなボディながら、5人乗車を可能とし、高い利便性と優れた居住性を両立している点が大きな特徴です。  最大の魅力の一つは、独特なドア構成です。  運転席側は前後2枚のヒンジ式ドア、助手席側は1枚の電動スライドドアを採用しています。  このスライドドアは開口幅1020mm×開口高1250mmと大きく、助手席だけでなく後部座席へのアクセスも非常にスムーズです。  さらに、フロアの地上高が300mmと低いため、乗り降りがしやすい設計になっています。  このような設計は、小さな子どもや高齢者がいる家庭にとって特に便利です。  狭い駐車場でもスライドドアなら開閉がしやすく、ストレスフリーな移動をサポートします。  スペイドの室内は、室内長2160mm×室内高1380mmと広々とした空間が確保されています。  フラットなフロア設計により、車内はより広く快適に感じられます。  また、助手席は大きくスライドする仕様で、分割可倒式のリアシートは多彩なシートアレンジが可能です。  これにより、荷物の量や用途に応じて柔軟に空間を活用できます。  後に登場した特別仕様車では、取り外して洗濯可能なシートカバーが追加されるなど、子育て世代からのニーズに応えた工夫も施されました。  これらの特徴が、ファミリー層から高い評価を受けた理由です。  パワーユニットは、1.0リッターと1.5リッターのエンジンをラインアップ。  トランスミッションにはSuper CVT-iが採用されており、初期モデルではJC08モードで20.6km/Lという優れた燃費性能を実現していました。  改良モデルではさらに燃費が向上し、22.2km/Lを達成しています。  これにより、日常使いから長距離ドライブまで経済的に利用できる車として人気を博しました。  なお、スペイドには「ポルテ」という姉妹モデルが存在します。  ポルテは2004年に初代が発売され、2012年にフルモデルチェンジ。  スペイドと同じコンセプトで開発されましたが、販売チャネルが異なります。  エクステリアデザインが主な違いで、スペイドはスタイリッシュでシャープな印象、ポルテは柔らかく親しみやすいデザインが特徴です。 ※ ※ ※  スペイドは、2012年の発売から2020年の販売終了まで、一度もフルモデルチェンジされることなく市場で支持されました。  その理由は、優れた利便性と居住性、そしてコンパクトミニバン「シエンタ」などと上手く住み分けたポジショニングにあります。  コンパクトながらも実用性に優れたクルマを求めているユーザーにとって、今も魅力的な選択肢かもしれません。

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