6月23日、新たに入江徹監督を迎えたサッカーJ1・アルビレックス新潟。初陣となる、25日の川崎戦に向け公開練習が行われました。 大粒の雨が降る中、入江新監督の力強い掛け声で、練習がスタートしました。 アルビレックスはリーグ戦20試合を戦い4勝7分9敗。勝ち点19でJ2降格圏の18位に低迷しています。 クラブは22日付けで樹森前監督との契約を解除し、入江徹コーチが新たな指揮官に就任。23日の就任会見ではJ1残留への強い思いを語りました。 〈アルビレックス新潟　入江徹新監督〉 「ことし苦しいかもしれないですけど、絶対（J2に）落とせないので、そういう思いがものすごい強くて」 今シーズンチームが喫した失点はリーグワーストの「30」。終了間際の失点で勝利を逃すなどもったいない試合もありました。これについて入江新監督は… 〈アルビレックス新潟　入江徹新監督〉 「ちょっとしたポジションのズレや、ちょっとしたミス、自分たちがやっているビルドアップに対してのミスといった部分での失点があったと思うので、そういったところで自分たちのリズムがちょっと崩れてしまったかなというのは正直ある」 新潟の象徴でもあるクラブのピンチにまちの人は… 〈まちの人〉 「いまってJ1の下のほうじゃないですか。もっと上の方にいってくれたらうれしい」 「逆にもう180度変えちゃうっていうのもありなんじゃないかなとは思います。いまちょっと停滞している分きっかけになったらいいなと思います」 「チームが一丸となって、より上を目指せるようなチームを作っていってほしい」 新たな船出となる入江アルビ。J1残留へ…入江監督の指導は選手にどう映っているのでしょうか。 〈アルビレックス新潟　高木善朗選手〉 「入江さんもやっぱり、ずっとこのチームを近くで見てくれていましたし、あれだけ熱い言葉だったり、熱い会見を見て、選手一人一人がもっともっとやれることをやるというのが大事かなと思います」 〈アルビレックス新潟　奥村仁選手〉 「チームとしてここから残留に向けて、1試合1試合大事に戦っていくことが大事だと思いますし、自分たちはもう勝つしかない」 〈アルビレックス新潟　入江徹監督〉 「アルビレックス新潟というチームが、この新潟県だけではないと思いますが、応援してくださるみなさんのところに対して、どう表現できるか、といったところをしっかりやっていこうと」 新生・入江アルビの初陣は6月25日、アウェーで行われる川崎フロンターレ戦。監督交代でリーグ後半戦、浮上の糸口をつかめるでしょうか。