車についた「鳥の“落し物”」どうすればいい? そのまま「放置」は絶対NGですよ! 誰しも経験する「あるある場面」 即・対処が必要な理由とは

「鳥の“落し物”」 ツイてないけど「付いたまま」はNGです  クルマに乗り込もうとしたとき、ボディに500円玉くらいの大きな白い点を発見。「うわぁ、鳥の“落し物”だぁ〜」。  という経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。この鳥の糞、放置しておくと後々面倒なことになるのです。 鳥の落し物[画像:PIXTA/イメージです] 【画像】「えっ…」 これが「鳥フン被害」多発する場所です! 画像で見る(30枚)  急いでいるときや、洗車してピカピカの状態など、「よりにもよって」な状況に限って鳥の糞をくらうのは気のせいでしょうか。  いずれにせよ、ボディに鳥の糞が付着しているのを発見した場合、一刻も早く取り除いてください。  というのも、鳥の糞には強い酸性物質やアルカリ性物質が含まれていることが多く、放置すればするほどコーティングされている皮膜や、その下にあるクリア塗装を侵食していくからです。  そして大前提として、ボディに付着した鳥の糞を除去するときは「そっと行う」のが鉄則です。  なぜなら、鳥の糞には(鳥に限らずですが)さまざまな不純物が紛れ込んでいるからです。なかにはきちんと消化されず、固形物のまま排出されたものも含まれています。  もし鳥の糞が固着する前の「されたてホヤホヤ」の段階であれば、比較的除去は簡単です。  時間が経過して固着した状態を取ろうと、強くこすって取り除いたら、かなりの確率でコーティングの皮膜や塗装面に傷がついてしまいます。  もしも鳥の糞が固着していた場合、ウェットティッシュや、ティッシュペーパーを数枚重ねた状態で水を含ませたものを用意し、あせらず、ゆっくりと拭き取ればきれいに落とせます。お湯をゆっくりかけることも有効です。  初期段階であればウェットティッシュでそっと拭き取れば済むレベルのものが、やがて固着し、強くこすらないと取り除けないくらい状態となってしまうので、やはり早めに対処が必要です。  仮に、1回できれいに取り除けないほど固着しているときは、2〜3回ていねいに拭き取り作業を繰り返すことで、たいていはきれいに除去できます。  その後は、コーティングの皮膜や塗装面にダメージがないかを確認します。可能であればスマートフォンで鳥の糞が付着していた箇所の画像や動画を施工業者の人に送り、プロの目でダメージを確認してもらうのもひとつの手です。  そこで部分的な再施工など、速やかに対処が必要なのか、次回のメンテナンス時まで様子見でよいのか、専門家のアドバイスをもらうことで、オーナーとしても対策の目処が立ち、精神的にも少しは気が楽になるはずです。 ※ ※ ※  鳥の糞を何度も除去しても、少し時間を開けるとまたやられている、なんてこともあります。  もし、何度取り除いても鳥の糞が付着している場合は、近くに木があれば上を見上げてみてください。木の上の方に鳥の巣があるかもしれません。  鳥の巣から大量の鳥の糞が地面に落下して、その一部がクルマにも当たっている状態が考えられます。  市街地で見かけるツバメの巣の下にたくさんの鳥の糞が落ちていることがありますが、あの状態をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。  あるいは、クルマを駐車している場所が高速道路や電車の高架下などで鳥の巣があったり、ちょうど上に電線があって、トイレ代わりにされているかもしれません。  この場合は巣を除去するわけにもいきませんし、人間の方が対処するしかなさそうです。  クルマを駐車する位置を変えるか、ひんぱんに鳥の糞が落ちているあたりに簡易的なボディカバーを被せるか、新聞紙や毛布など、汚れたらすぐに捨てられるようなもので覆うのも対処法として有効です。  ある種の根比べですが、「鳥の落し物攻撃」はいかなる人にも被害をおよぼします。  もしかすると、乗り込む瞬間に頭に直撃するリスクもあります。  すぐに対処できるよう、最低でもウェットティッシュは車内に常備しておくことを強くおすすめします。

もっと
Recommendations

「ワクワクする未来を、探しに行こう!」Japan Mobility Show 2025のメインコンテンツが明らかに

2025年の開催に向けて、メインビジュアルや企画概要などが発表された

全長2.8m! ダイハツ「“1人乗り”軽トラ」に反響あり! 「個性的だね!」「狭かった…」「めちゃ欲しい!」の声も! MTあり&軽より小さい“極小サイズ”の「ミゼットII」に注目!

現在の軽自動車より圧倒的にコンパクトで、小回り性能を実現したモデル

アウディ「A5 / A5 Avant」 に新TDIディーゼルモデル登場!限定モデルも同時発売

TDIモデルの導入を記念して、限定モデルedition oneも設定

モリッツ・グロスマンの美しい彫金が施された新作「トレンブラージュ グリーン」|世界限定モデル

モリッツ・グロスマンからリリースされた新作「トレンブラージュ グリ…

トヨタ最新「最安ランドクルーザー」に注目! 最上級より「330万円以上オトク」なのに「観音開きドア」&“リッター10キロ以上”走るパワトレ搭載が魅力! レトロデザインの「70 AX」とは?

最安ランクルの気になる仕様とは?2023年11月にトヨタから発売され…

「不正改造車」多発に国交省激怒! オートバイ「徹底検問」に反響多数「免許剝奪しろ」「その場で没収!」「全国でやってください」の声も!? 減らない「爆音走行」で周囲に「多大な迷惑」の実態は

常磐道を爆走する「不正改造車」一斉摘発に反響多数国土交通省が公…

日本初!鹿島建設とスバル、光ファイバ活用の自動運転実証を開始!安全な道路インフラの実現へ

鹿島建設とスバル、光ファイバを活用した路車協調型自動運転の実証実…

トヨタ「2000GT」風スポーツカーに注目! 超レトロでも“未来的”な「斬新クーペ」がカッコイイ! 昭和感すごい“丸目ライト”が懐かしい「100年後のトヨタ」提案モデルとは!

トヨタ「2000GT」風スポーツカーに注目!かつてトヨタは2023年に公…

スバル新型「軽ワゴン」発表に大反響! 「エンブレム似合ってる」「本家よりカッコいい!」の声も! 歴代初の“スライドドア”搭載した新型「ステラ」がスゴい!

最大の特徴は、歴代初のリアライドドアを新採用すること

日産「フェアレディZ NISMO」受注再開! 抽選じゃなく“普通に注文”できる! 「買うのもアリ!」「カッコいい!」と反響も! 420馬力のV6エンジン×高性能AT搭載した最強仕様とは!

抽選じゃなく“普通に注文”できる!日産のスポーツカー「フェアレ…

loading...