サッカー、アルビレックス新潟は6月23日、樹森大介監督の契約を解除すると発表しました。シーズン途中での指揮官の交代。後任の入江徹・新監督は「絶対にJ2に落とせない」と強い決意を語りました。 23日午後、クラブが開いた会見。入江徹・新監督の就任が発表されました。 〈アルビレックス新潟　入江徹新監督〉 「責任もって、覚悟決めてやろうという気持ちで受けました」 入江・新監督は2008年から育成年代のコーチを歴任。15年以上にわたり新潟で指導者として研さんを積みました。トップチームのコーチから昇格する形で指揮を執ることになります。 〈アルビレックス新潟　入江徹・新監督〉 「現状を大きく変えるというよりかは今までやってきたことプラス修正しなければいけない部分、さらに自分たちの強みを伸ばす部分といったところを明確にしてやっていこうと話をさせていただきました」 今シーズン、J2水戸のコーチからJ1チームの指揮官に抜擢された樹森大介監督。ボールを保持する今までの新潟のスタイルに加え、縦に早いスピーディーなサッカーを目指してきました。 しかし、試合終盤に失点を許すなど先制した10試合のうち、勝ち切ったのは、わずか3試合。現在、20試合を終え4勝9敗7引き分けの18位と低迷。J2降格圏に沈んでいます。 23日は入江・新監督の就任と同時に新潟で選手として活躍しスカウトなどを担当してきた本間勲コーチの就任も発表されました。 樹森大介監督の契約解除からシーズン途中での新体制に。入江・新監督は涙ながらにチーム立て直しへの思いを語りました。 〈アルビレックス新潟　入江徹新監督〉 「やっぱりことし苦しいかもしれませんけども絶対（J2に）落とせないなという思いが……すみません。ものすごい強くて。これからみんなで、クラブで一丸となってまずは残留というところにしっかり向き合ってやっていきたいなと思います」 新体制での巻き返しへ…入江・新監督の初陣となる試合は、6月25日、アウェーで川崎フロンターレと対戦します。