アメリカによるイランの核施設への攻撃をめぐる国連安保理の緊急会合で、国連のグテーレス事務総長は「報復の連鎖に陥る危機に直面している」と述べ、外交による解決を訴えました。 国連安保理は22日、イランの要請を受けて、アメリカによる核兵器施設への攻撃をめぐる緊急会合を開きました。 国連 グテーレス事務総長 「今、私たちは報復に次ぐ報復の連鎖に陥る瀬戸際にいます。これを回避するには、外交を最優先にしなければなりません」 この中で国連のグテーレス事務総長は「直ちに戦闘を停止すべきだ」と訴え、「国連は平和的解決に向けたあらゆる努力を支援する用意がある」と語りました。 また、「核施設への爆撃は、この地域に危険な転換をもたらすものだ」とアメリカを批判する一方、「核拡散防止条約は国際平和と安全の礎だ」などとして、核兵器の開発に関する国際的な査察に協力するようイランに呼びかけました。
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