第１０７回全国高校野球選手権長野大会の組み合わせ抽選会が２１日、長野県塩尻市総合体育館で行われ、７１チーム（８２校）の対戦相手が決まった。 春の県大会を制した長野商は松本県ヶ丘と７月６日に対戦する。開会式は同５日に松本市のセキスイハイム松本スタジアムで行われ、決勝は２６日午前１０時から予定されている。 長野商のブロックには、昨秋の県大会覇者・松本第一や佐久長聖など強豪校が集まった。長野商の野口倫太郎主将（３年）は「どこが相手でも、自分たちの全力を出すことが勝利につながる。関わってくれた人たちに最高の長い夏を届けたい」と熱く語った。 昨夏の優勝校・長野日大は初戦（２回戦）で阿智と対戦する。長野日大の宮沢律羽主将（同）は「連覇を狙えるのは自分たちだけ。プレッシャーはあるが誇りを持って戦いたい」と力強く誓った。 選手宣誓は伊那北の近藤勇之祐主将 開会式当日の開幕試合では、地球環境と昨夏８強の松商学園がぶつかる。地球環境の礒部誠大主将（同）は「開幕戦を狙っていた。多くの人に元気よく明るく戦う姿を見せたい」と喜び、松商学園の小林伸伍主将（同）は「仲間が聞いたらびっくりすると思う。自分たちらしい全力プレーをしたい」と胸を張った。 この日は、開会式の選手宣誓の抽選も行われた。事前に希望した３２チームの主将の中から伊那北の近藤勇之祐主将（同）が選ばれた。近藤主将は「野球人口が減る中、少しでも野球に興味を持ってもらえるような宣誓にしたい」と意気込んだ。
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