第１０７回全国高校野球選手権鹿児島大会の組み合わせ抽選会が２１日、鹿児島市の鶴丸高校で開かれ、出場する７４校６３チームの対戦カードが決まった。 開会式は７月５日午前９時から同市の平和リース球場で行われ、式後の開幕戦で加治木工—武岡台が対戦する。 第１シードは、春の九州大会を制し、夏の県大会３連覇を目指す神村学園。好投手を擁し、秋の九州大会でベスト８に進出した鹿児島実が第２シードとなった。県選抜大会４強の出水中央と鹿屋中央が第３、第４シードで続く。その他のシード校は、強打が武器の鹿児島城西や堅守が光る樟南などが選ばれた。 選手宣誓は川内の東大晴主将 抽選会には各校の監督や主将らが参加。緊張した面持ちで順に番号札を引き、壇上のトーナメント表に校名が書かれた札を掛けていった。 開会式の選手宣誓に選ばれた川内の東大晴主将（３年）は「選手全員の記憶に残るようなすばらしい宣誓をして、大会を盛り上げたい」と意気込みを語った。 今大会から熱中症対策として、従来の１日３試合制から２試合制となった。日程は順調に進めば、決勝は２６日に同球場で行われる。
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