７月５日に開幕する第１０７回全国高校野球選手権京都大会（京都府高野連など主催）の組み合わせ抽選会が２１日、右京ふれあい文化会館（京都市右京区）であり、７６校７１チームの対戦カードが決まった。 決勝は７月２７日午前１０時、わかさスタジアム京都である。 会場はわかさスタジアム京都（同）、太陽が丘球場（宇治市）、あやべ・日東精工スタジアム（綾部市）の３球場で、２３日間（休養日など含む）にわたりトーナメント方式で行われる。 抽選会では、各チームの代表者が順次登壇してくじを引き、番号を大きな声で発表していった。 昨夏の甲子園で初優勝した京都国際は、６日に西舞鶴と対戦する。京都国際の倉橋翔主将（３年）は「チームの雰囲気は練習から良く、試合には覇気を出して臨みたい。夏の甲子園連覇に向けてワクワクした気持ちでいっぱい」と力強く語った。 選手宣誓は西舞鶴の布川優翔主将 春の府大会を初制覇し、勢いに乗る京都共栄は８日に同志社国際との対戦が決まった。京都共栄の一色銀主将（同）は「相手がどんなチームでも、自分たちが挑戦者であることに変わりない。初戦からチーム一丸となり、全力でぶつかりたい」と気を引き締めた。 開会式の選手宣誓は、くじで１番を引き当てた西舞鶴の布川優翔主将（同）が務める。「チームメートから『１番を引いてこい』と何度も言われていた。驚いたが、お世話になった方への感謝の気持ちを込め、高校球児らしい正々堂々とした宣誓をしたい」と話した。
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