22日投開票の東京都議会議員選挙に立候補している候補者の選挙ポスターの上にひぼう中傷目的とみられるビラが貼られていることがわかりました。 ひぼう中傷目的とみられるビラは都議選目黒区選挙区から立候補している女性候補のポスターの上に貼られていたもので目黒区選挙管理委員会などによりますと、21日までに区内11か所の掲示板で確認されたということです。 女性候補は中国出身で約20年前に日本国籍を取得しているということですが、日本テレビが確認したところ貼られたビラはポスターの4分の1ほどの大きさで、顔写真や名前とともに日本語で「私は全ての在日中国人のため命がけで戦う」などと書かれていました。 都の選挙管理委員会によりますと選挙ポスターにビラを貼るなどして候補者の選挙活動を妨害する行為は公職選挙法の自由妨害罪に該当する可能性があるということです。 また、女性候補は都議選への立候補を表明して以降、SNS上で卑わいな書き込みをされたなどとして、今月15日付で投稿者に対する告訴状を警視庁に提出しているということです。 女性候補は日本テレビの取材に先月、自身が中国語でSNSに投稿した発言が歪曲され、ビラに書かれたり、SNSで拡散されたりしている。SNS上や演説中のヘイトスピーチがあり、身の危険を感じるなどと話しています。
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