【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は２０日（日本時間２１日）、本拠地でのナショナルズ戦に１番指名打者で出場し、四回に右前適時打を放って３打数１安打１打点、２四球だった。 ドジャースは三回、パヘスの適時打などで３点を奪って逆転し、四回の大谷の適時打、六回にロハスの２ランでリードを広げた。６—５で勝ち、５回２失点の先発カーショーが３勝目、通算２１５勝目を挙げた。 前日の試合で９９・８マイル（約１６０・６キロ）の直球が背中を直撃する死球を受けた大谷は、その影響を感じさせず、打席に立ち続けた。四回二死三塁の場面では、相手左腕ゴアの９５・８マイル（約１５４・２キロ）の直球を右前に運ぶ適時打。１点差での勝利だっただけに、結果的に貴重な１点となった。 大谷は試合前、ブルペンに入って投球練習を行い、直球、ツーシーム、スプリットなどを計２０球を投げた。ロバーツ監督は大谷が２２日に復帰２戦目の先発マウンドに上がる予定は変わらないと説明した。
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