陸上・世界選手権東京大会（９月１３日開幕）を前に、東京都は９月１２日、前夜祭イベント「ＲＵＮＳ：ＩＮＴＯ ＫＫ」を開催する。 舞台は４月に廃止となったばかりの自動車専用道路・ＫＫ線（東京高速道路）。オフィシャルサポーターとして陸上インフルエンサーの志村美希さん、スパルタンレース日本代表経験のある陣在ほのかさんらも参加し、大会を盛り上げる。 主なイベントは三つ。 「１マイルリレー」は親子やジュニア世代が１・６キロを走る競走（申し込み終了）。 「ハーフマラソンリレー」は夜のＫＫ線を仲間と走るリレー。事前にエントリーしてバーチャルランで２０・２５キロ（７月１〜２１日の間の累計）を走った人の中から抽選で出走権が当たり、当選者がキャプテンとなって２〜１０人のチームを組んで参加する。インスタグラムなどで投稿を行って、オフィシャルサポーターと同じチームで走れる出場権を得て参加する方法もある。 参加者全員で、「１時間で１００メートルを走った最多人数（屋外）」という世界ギネス記録（現在の記録は２５２人）の更新を目指すリレーも行われる。 今季限りで第一戦を退くと意向を表明し、世界選手権出場を目指す東京五輪女子１００メートル障害代表の寺田明日香（ジャパンクリエイト）は６月上旬の会見で、前夜祭が機運醸成や競技を始めるきっかけになると歓迎した上で、「普段あまり運動をしない方にとっても、こうしたイベントを通じて陸上の世界に触れてもらえることは、本当に意味がある」と参加を呼びかけた。 「ハーフマラソンリレー」出場に向けた抽選権が与えられるバーチャルランへのエントリーは６月２６日まで。詳細はホームページ（https://runsintokk.com/)から。
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