「大丈夫ですか？」その一言がひとりの命を救いました。新潟市の歩道で体調を崩していたお年寄りを救助したとして小学5年生の女の子に感謝状が贈られました。 新潟東警察署から感謝状が贈られたのは木戸小学校の5年生・星島萌奈さんです。表彰されるきっかけになったのはとっさのひと言でした。 「大丈夫ですか？」 6月6日、東区中山の歩道。学校を終え近所へ遊びに行く途中のことでした。 〈星島萌奈さん〉 「ここらへんでおじいさんが倒れ込んだ」 ふらつきながら歩く高齢の男性を見つけ、自宅まで送り届けようと一緒に歩いていたところ急に倒れ込んだといいます。そこで機転を利かせます。 〈星島萌奈さん〉 「近くに交番があるからあそこの交番に駆け込んで」 すぐに警察官が駆け付け、男性は救急車で病院に搬送されました。 〈星島萌奈さん〉 「大丈夫かな、少しふらついてるなっていう感じ。だから話しかけて。怖いとかは全然なかった」 救助された80代の男性は心不全を起こしていましたがすぐに治療を受けたこともあり命に別条はないということです。 〈星島萌奈さん〉 「『最初は大丈夫です』と言われたけど『本当に大丈夫ですか？』と聞いて『手伝いましょうか？』と聞いたら『お願いします』と返されました。（表彰されて）うれしいです」 「大丈夫ですか？」小学生のひと言がひとりの命を救いました。
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