「選択的夫婦別姓制度」を導入するための法案などについて、立憲民主党は今の国会で与党の反対を押し切って採決するのは見送り、法案を継続審議とする方向で最終調整していることがわかりました。 選択的夫婦別姓制度をめぐっては、立憲、維新、国民民主の3党が夫婦同姓の不利益解消を目指し、それぞれ法案を提出しています。しかし、いずれも過半数の賛成を得る見通しがたたず、与党の反対を押し切って強行的に採決を行うのか、次の国会以降に審議を持ち越す「継続審議」とするのか注目されていました。 立憲民主党は、18日の衆議院法務委員会での採決を求めていますが、自民、公明両党は継続審議を求めていて、協議は平行線となっています。 法務委員会の委員長は立憲民主党の議員が務めていて、採決するか職権で決めることが出来ますが、複数の党幹部によりますと、強行的に採決を行っても廃案になるため、今の国会では採決を見送り、継続審議とする方向で、最終調整しているということです。
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