中東情勢が緊迫化するなか、外務省はイラン全土への危険情報を最高レベルのレベル4＝「退避勧告」に引き上げました。陸路での日本人の退避や自衛隊輸送機の派遣も検討されています。 岩屋外相 「イランに対する危険レベルをさらに引き上げて、イラン全土に退避勧告をまもなく発出する予定でございます」 こうしたなか、イランとイスラエルの空港が閉鎖されていることから、日本政府は、両国に滞在する日本人をバスで周辺国に退避させることを検討しています。 退避を希望する人をつのっていて、早ければ19日にも退避が開始されるということです。イスラエルからはヨルダンへの退避、イランからはアゼルバイジャンへの退避が検討されています。 また、政府関係者によりますと、両国からの日本人の退避に備え、航空自衛隊の輸送機をアフリカのジブチに待機させることも検討されているということです。
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