17日昼前、東北新幹線の下りの回送列車が走行できなくなるトラブルがあり、東京〜仙台間で運転を見合わせていましたが、JR東日本は午後7時ごろとしていた運転再開見込み時間を2時間前倒しして、午後5時ごろ、運転を再開したということです。 動けなくなっていた回送列車が、その後の処置の結果、自力走行できることが確認できたためだということです。現在の東京駅の様子を伝えてもらいます。 東京駅、丸の内南口です。午後5時ごろに運転を再開するというアナウンスが東京駅の構内に流れました。 後方に新幹線の行き先を告げる掲示板がありますが、17時20分の「はやぶさ」新函館北斗行き、「こまち」秋田行き、東北新幹線の行き先が表示されるようになりました。 また、運転再開のアナウンスを聞いた方が自動券売機に多く列を作るようになり、新幹線の切符の変更や購入する姿が多く見られるようになりました。 JR東日本によりますと、走行できなくなっていた回送列車は、当初、後ろに止まっていた「はやぶさ」と連結して、栃木県の那須塩原駅に向かう予定でした。 その後、係員が車両の処置を行ったところ、自走できることが確認できたということです。 このため、連結はせずに、自力で走行し、午後4時すぎに那須塩原駅に到着したということです。 また「はやぶさ」の乗客は午後4時前に別の車両への移動が完了したということです。 東京〜仙台駅間で昼前から運転を見合わせていた東北新幹線は、5時間半ぶりに全線で運転を再開しました。
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