17日昼前、東北新幹線の下りの回送列車が走行できなくなるトラブルがあり、後続の新幹線の乗客が救援車両に乗り換える作業が行われています。 映像は午後3時20分ごろ、栃木県の宇都宮駅と那須塩原駅の間に止まっている新幹線です。緑色の「はやぶさ」の乗客682人が、上り線にいる白色の「なすの」に乗り換える作業が行われています。 午前11時24分ごろ、下り線を走行中の回送列車が自力走行できなくなるトラブルがあり、「はやぶさ」がこの車両を連結して押すため、乗客を乗せ替えて宇都宮駅に向かうということです。 この影響で、東北新幹線は東京駅から仙台駅の間で運転を見合わせていますが、東京駅には、どのような影響が出ているのでしょうか。東京駅から中継です。 東京駅、丸の内南口です。後方に見えるのが、新幹線の行き先を表示する電光掲示板です。ただ、今は東北新幹線の運休を受けて、仙台などの東北方面の行き先が表示されていません。行き先の表示、そして手元のスマートフォンを見比べながら、情報を確認する姿が多く見られました。 一方で、改札の横の自動券売機や、みどりの窓口には、多くの方が列を作り、払い戻しや切符の変更などの手続きを行っていました。それぞれの方が対応に追われています。 また、JR東日本によりますと、東北新幹線の一部区間は午後7時ごろに運転を再開する予定だということです。
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