音楽ユニット・Ooochie Koochieの奥田民生と吉川晃司が17日、都内で開催された「広島県新大型プロジェクト『OK!!広島（おいしいけぇ、ひろしま）』記者発表会」に出席。活動の目標を語った。 【写真】奥田民生＆吉川晃司、赤と黒のコーデがかっこよすぎ！ 　Ooochie Koochieは、共に広島県出身である奥田と吉川が故郷に恩返しをし、日本中を盛り上げるために結成した期間限定ユニット。このほど、広島の多彩な食の魅力を国内外に発信し、広島の食のシーンを盛り上げるためのプロジェクト「おいしい！広島プロジェクト」の応援団長に同ユニットが就任した。 　広島弁の話題では、吉川が「同級生で、東京で集まって飯を食ってても、だいたい店の人に『すいません、喧嘩は外でやっていただけませんか』って（言われる）。盛り上がってるだけなんだよね。喧嘩じゃない。楽しいの（笑）」と、東京では荒々しい言葉遣いに誤解されてしまうことを吐露。 　すると奥田が「それは違うよ。言葉だけじゃない。その姿よ」と吉川の風貌にダメ出し。吉川は「要因はわしなんか（笑）」と苦笑していた。 　また、吉川が奥田について人見知りだと明かした際には、奥田が「直ってきたけどね」と答え、「60（歳）にもなって人見知りて（笑）」と笑う。吉川が「初めて会った時、なんか遠いわけよ」と奥田との初対面を振り返ると、奥田は「初めて会った時って高校の時の話？　それは怖いけぇよ。いきなり流暢に話しかけられるわけないじゃん。この肩幅で」と当時の吉川の迫力を懐かしんだ。 　2人でのユニットに関しては、ファンはもっと早くからの結成を望んでいたのではと想像した吉川が「はようやったら、分裂しとったかもしれん」と口にする場面も。奥田が「お前、それ前のバンドの話しとるんか」と指摘すると、吉川は「そういう持っていき方をするな」とツッコみながらも、会場の盛り上がりに「うけとるじゃないか（笑）」と思わず笑っていた。 　そして、2025年に還暦を迎える2人に、「60代での目標は？」という質問が飛ぶと、奥田は「目標はないですよ」と言いつつ、「これ（ユニット）を無事、喧嘩もなく終わらせたい。前のユニットみたいにならないように（笑）」と回答。 　吉川も「自分の中でもすごく広島が今、湧いていて盛り上がってるので、この熱量を上手に自分で使えれば、面白いことができるかなと思います」と故郷への熱い思いを語っていた。