G7サミットが開かれているカナダで、石破首相とアメリカのトランプ大統領との首脳会談が行われました。現地から中継です。 会談は、日本時間の午前4時過ぎから30分間ほど行われました。政府関係者によりますと「和やかな雰囲気で会談はスタートした」ということです。 今回の会談は異例の形で行われました。G7サミットの各国首脳による会議の合間の時間を活用して、30分程度開かれました。当初は10分程度とみられていたので、予定より長い時間の会談だったといえます。また、会談に出席したのは通常より限られた数人同士だったということです。 通常の首脳会談ですと、事前にメディアの取材などもセットされテレビカメラが入っての会談となりますが、今回は急きょセットされたこともあり、テレビカメラによる撮影などもありませんでした。 気になる会談の中身ですが、最新の情報が入ってきました。 トランプ関税をめぐって石破首相から改めて自動車関税などの撤廃を求めたのに対して、両首脳は合意にむけて閣僚級、さらにトップ同士の協議を加速化していくことを確認したということです。 また、来週開かれるNATO首脳会合で改めて会談することも視野に調整をしていくものとみられます。 石破首相はこのあとメディアの取材に応じ、会談の中身を説明する予定です。
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