都議選の期日前投票が１４日、都内各地で始まり、有権者たちがさっそく１票を投じた。 投開票日前日の２１日まで、都内の区市役所や公共施設など計３１９か所に期日前投票所が設けられる予定だ。 中央区銀座の百貨店「銀座三越」にもこの日、期日前投票所が開設された。買い物のついでに投票してもらうことなどが狙いで、新館９階の会場には区民が続々と投票に訪れていた。 同区勝どきの女性（７５）は「百貨店にあると買い物の前に立ち寄ることができるので便利。都民に寄り添う政治をしてくれると思った人に投票した」と強調。同区月島の会社員男性（５８）も「集客力のある場所に投票所を置くことで、若者たちも投票しやすくなるので良い取り組みだと思う」と話していた。 同区選挙管理委員会の石井操事務局長（５８）は「都民の代表を選ぶ大事な選挙。大切な１票なので、ぜひ投票に来てほしい」と呼びかけている。 銀座三越での投票は１６日までだが、同区内ではほか４か所で２１日まで期日前投票ができる。
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