6月14日、函館競馬場で行われたG3・函館スプリントステークス（芝1200m）は、戸崎圭太騎乗のカピリナがゴール前の接戦を制して重賞初制覇を飾った。1番人気のナムラクレアは出遅れ響いて8着。芝初挑戦となったミリアッドラヴは競走中止となっている。 函館SS、勝利ジョッキーコメント 1着　カピリナ 戸崎圭太騎手 「勝っているかどうか分からなかったですし、また写真判定も長かったので、勝ててよかったなとホッとしてます。重賞で戦ってきて、そのあたりで力をつけているなっていうのはきょう感じました。距離がちょっと短くなるので、そのあたりポジションはと思いましたけど、スタート出て二の脚もある馬なので、ある程度のポジションは取りたいなと思ってました。条件的（距離を短くしたところ、洋芝）にはいいなと思って臨みました。田島厩舎という自厩舎の馬で勝てたことすごく嬉しく思いますし、今後スプリント戦で活躍してほしいなと思ってます。ベリーベリーホースです（笑）」 　レース結果、詳細は下記のとおり。 　6月14日、函館競馬場で行われた11R・函館スプリントステークス（G3・3歳上オープン・芝1200m）は、戸崎圭太騎乗の2番人気、カピリナ（牝4・美浦・田島俊明）が勝利した。ハナ差の2着に3番人気のジューンブレア（牝4・栗東・武英智）、3着に10番人気のドンアミティエ（牡5・栗東・今野貞一）が入った。勝ちタイムは1:06.6のレコードタイム（良）。 　1番人気でC.ルメール騎乗、ナムラクレア（牝6・栗東・長谷川浩大）は、8着敗退。 【東京1R】カピリナが大差圧勝…ダンカーク産駒 大接戦のゴール前 　戸崎圭太騎乗の2番人気、カピリナがゴール前の大接戦を制した。直線の攻防激しい追い比べとなり、武豊ジューンブレアと完全に馬体を並べてゴール。際どい写真判定でハナ差軍配が上がった。また、芝初参戦となったミリアッドラヴは3コーナー付近で大きく下がっていき競走中止となっている。 カピリナ　12戦5勝 （牝4・美浦・田島俊明） 父：ダンカーク 母：ライトリーチューン 母父：マンハッタンカフェ 馬主：ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン 生産者：谷岡牧場 【全着順】 1着　カピリナ　戸崎圭太 2着　ジューンブレア　武豊 3着　ドンアミティエ　丹内祐次 4着　インビンシブルパパ　横山武史 5着　ペアポルックス　松若風馬 6着　カルチャーデイ　酒井学 7着　ジョーメッドヴィン　横山和生 8着　ナムラクレア　C.ルメール 9着　モリノドリーム　佐々木大輔 10着　プルパレイ　岩田康誠 11着　ウイングレイテスト　松岡正海 12着　ゾンニッヒ　浜中俊 13着　レイベリング　吉田隼人 14着　フィオライア　小沢大仁 15着　ステークホルダー　藤岡佑介 競走中止　ミリアッドラヴ　池添謙一