東京都議選は１３日に告示され、定数１２７に対し計２９５人が立候補を届け出た。 現在の定数になった１９９７年以降、最多となった。物価高を受けた経済対策や「政治とカネ」などを争点に論戦が交わされる。各政党は参院選の前哨戦と位置付け、総力を挙げて臨む。投開票は２２日。 政治資金収支報告書の不記載問題で逆風を受ける自民が都議会第１党の座を守れるかが注目される。小池百合子知事を支える自民と地域政党「都民ファーストの会」、公明党が過半数を維持できるか、知事と対立する共産党や立憲民主党が議席を伸ばすか、国民民主党や石丸伸二・前広島県安芸高田市長率いる地域政党「再生の道」などが議席を獲得するかもポイントだ。 主要各党の候補の内訳は、自民４２人（告示前議席３０）、都ファ３７人（同２６）、公明２２人（同２３）、共産２４人（同１９）、立民２０人（同１２）、日本維新の会６人（同１）、東京・生活者ネットワーク３人（同１）。議席のない国民民主、れいわ新選組、参政党、日本保守党、社民党、再生はそれぞれ１８、３、４、１、１、４２人を擁立した。諸派・無所属は７２人。 各候補の第一声には、所属政党の党首クラスが続々と応援に駆け付けた。１２日現在の選挙人名簿登録者数は１１５５万１５０５人。
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