人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン6が、6月5日(木)20時よりPrime Videoで独占配信中。6代目バチェラーは、医師家系に生まれ、ご自身も順天堂大学医学部附属 順天堂医院で初期臨床研修を修了し、形成外科に入局。現在、医師として勤務する久次米一輝(くじめ かずき)さん。 スタジオMCの指原莉乃さんが「顔が良すぎる」と絶賛する容姿をはじめ、性格、職業、家柄……全てが完璧なバチェラーかと思いきや、実は“密かなコンプレックス”があるのだとか。 そんな久次米さんに結婚観や家族観、「真実の愛」を見つける旅に対する思いを伺いました。 「いまなら結婚と向き合える覚悟ができた」理由 ──「数年前だったらこの旅に参加したいとは思わなかったけれど、いまなら結婚と向き合える覚悟ができた」と第1話冒頭でもおっしゃっていました。現在30歳とお若いですが、結婚を意識したきっかけを教えてください。 久次米:25歳くらいから「30歳までには結婚して、子どももいて……」と漠然とした思いを抱いていました。僕はよく両親や兄と旅行に行くのですが、家族との時間を大切にする中で、「こういう楽しい時間を一緒に過ごせる人がいたらいいな」と思っていたんです。 ただ、仕事や転勤でなかなかタイミングが合わなくて。だからこそ30歳という節目でこの旅に参加できることになり、迷わず決断しました。 ──やはり、結婚を考える上ではご家族との関わりが重要なのでしょうか? 結婚相手に求める条件は? 久次米:世の中、色々な家族関係があると思いますが、僕にとって家族は「一番の味方」なんです。なので、好きになった人には、家族や友人を含めた僕の大切な人たちと仲良く過ごしてくれるといいなと思います。やはり結婚となると、ふたりだけの関係性では済まないこともあると思うので。あとは、昔から笑顔が素敵で前向きな方に惹かれることが多いですね。 真実の愛を探すため「レールを外れた」 ──序盤では、この旅に参加するにあたって「レールを外れる」という表現をしていたのが印象的でした。逆にこれまでは「レールに沿った人生」だったということでしょうか? 久次米:学生時代に留学させてもらったり、人とは異なる経験を色々とさせてもらっているんですが、中学生の頃には、「将来、自分も父親と同じ医師になるんだろうな」と思い描いていました。おそらく周囲もそう思っていたはず。そういう意味では、やはり“レールに沿った”人生だったと思います。 ──けれど今回、『バチェラー・ジャパン』に参加するにあたってお仕事もお辞めになった。人生の一大決心でしたね。 久次米:そうですね。どんな仕事でもそうだと思いますが、特に大学病院は「辞めます」と言ってすぐに辞められる職場ではないので、お世話になった方々への心苦しさもありました。父にも反対されましたし。 ──ちなみに恋愛でも「レールを外れる」ことはなかったのでしょうか? 久次米:「レールから外れた恋愛」って何ですかね(笑)? 僕の場合、これまでの恋愛は友人との食事会や紹介で知り合った方と自然と距離が縮まる……というパターンが多かったので、あまり型破りな恋愛はしてこなかったかもしれないです。 見えてきた参加女性たちの素顔。サプライズローズに込めた思いとは? ──キャラクターもバックグラウンドも異なる女性たちが登場します。旅を続けていくうちに、「この子ってこんな子だったんだ!」と印象が変わったメンバーはいますか? 久次米:皆さん魅力的で、どんどん新しい一面が出てくるのですが……(少し考えて)、辻本(菜々子 ※「辻」は一点しんにょう)さんは、第一印象は「しっかり者で自分の思いを言葉で伝えるのが上手な方」だったけれど、旅が進むにつれて「実は泣き虫」という意外な発見がありました。 あとは小田(美夢)さん。はじめの頃はほんわかしたイメージだったのですが、実は10代の頃から将来のビジョンをしっかりと描いて、行動してきた人だと知って驚かされました。 ──各回のローズセレモニーで決断を下すときはどんな気持ちでしたか?「選ぶプレッシャー」もあったのでは? 久次米:ローズセレモニーは毎回、身が引き締まる思いでした。全員にローズを渡せるわけじゃないですし、ローズを渡す瞬間は、その方だけに気持ちを集中させていましたね。 ──序盤、ツーショットデート後の“サプライズローズ”を連発していました。これにはなにか意図があったのでしょうか? 久次米:「連発しよう」といった明確な基準や意図があったわけじゃないんです。デートを通じて「これからも旅を続けたい」と思った方に素直な気持ちで渡していました。それが偶然にも続いたというか。 中には、これまであまり明かしていない過去も含めて深い話をしてくれた方もいました。そういった方には、僕もしっかりと応えたいと心動かされましたね。 また、旅が進むほどローズ1本1本の持つ意味合いが重くなるし、「渡さない」というのもひとつの大切な選択だと感じるようになりました。 旅を経て知った「伝えること」の大切さ ──久次米さんご自身についても教えてください。久次米さんは普段、医師として患者さんのコンプレックスに寄り添うお仕事をされていますが、ご自身が解消したいコンプレックスはありますか? 久次米:実は人前だと緊張しやすくて。あと、自分の考えをはっきり伝えるのも、少し苦手でした。なにか決定的な出来事があったというよりも、日々生活の中で「あ、これ、自分の意図が伝わっていないな」「勘違いされてるな」と感じる場面があったんです。 それでも、ありがたいことに周囲の人たちは、僕の意図を汲み取ってくれて、僕自身もそこに甘えていた部分もあるなと改めて感じました。 ──いい意味で「以心伝心」が成り立つ環境だったんですね。ちなみに第一話冒頭ではお母様の「(息子は)視野が30度くらいしかない(笑)」という辛口コメントもありました。旅を終えて、なにか変化や手応えはありましたか? 久次米:視野の狭さについては、ぐうの音も出ないですね(苦笑)。でも、この旅を終えて少しずつ余裕を持って、物事を広く見られるようになってきたと思います。そして、旅全体を通して、「ちゃんと言葉にして伝える」ことの大切さも学びました。 そういう意味でも、この旅は自分自身と深く向き合う時間だったと思います。配信では、僕や女性たちがどう変わっていくのか、そんなところも楽しんで見てもらえたら嬉しいです。 「バチェラー・ジャパン」シーズン6は6月5日(木) 20時より独占配信中 6月5日(木)20時 第1話−第4話 6月12日(木)20時 第5話−第7話 6月19日(木)20時 第8話−第9話 (C)2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved 指原莉乃に「バチェラーっぽくない」と言われたけれど…長谷川惠一が「2つの恋愛の旅」で感じた成長