「安田記念・Ｇ１」（８日、東京） 短距離からマイル路線へと守備範囲を広げたウインマーベルがＧ１初制覇を狙う。すでに重賞４勝、７度目の挑戦で悲願をかなえる。陣営の一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ 【本間祥輝助手】 −土曜朝は角馬場からダートの美浦Ｂを１周。 「いいキャンターをしていましたし、いい汗をかいていましたよ。状態に関しては問題ないです。あとは、レースまで無事に送り出せれば」 【深山雅史調教師】 −事前発表の馬体重は４８２キロ。昨秋のマイルＣＳから６キロ増。 「当時と同じくらいの数字で出られると思います。馬体に張りもありますし、いい雰囲気で臨めそうです」 −枠順は２枠４番。展開の鍵を握る存在と見られている。 「隣にマッドクールがいますし、その直後の２番手につける形が理想ですね。競馬にアクシデントは付きものですし、その時々の判断はジョッキーに任せますが、ハナを奪う形でレースを進めた前走を見て“ああいう競馬もできるんだ”と感心させられました。脚質に幅が出たことはプラスに捉えています」 −５歳の今が充実期。 「この年齢ですし、これから大きく変わることはないと思いますが、毎回、一生懸命走ってくれる偉い馬。まだまだ活躍してくれると思いますし、今回も力は出し切ってくれるはずです」 −最後に意気込みを。 「千二、千四に実績がありますが、今ならマイルも全然こなしてくれると思います。ここまで来たら、何とかＧ１を獲らせてあげたいです」
もっと
