「6月24日にリリースする予定」、平デジタル担当大臣がiPhoneに“マイナカード機能”を搭載できるようになると発表しました。年金の記録確認や引っ越し手続きに加え、各種証明書のコンビニ取得もiPhoneで可能になります。利便性が高まる一方、心配は？ 【写真を見る】iPhoneに“マイナンバーカードの機能搭載”で何ができる？ iPhoneに“マイナカード機能”　利便性向上の一方、心配の声も… 平将明デジタル大臣 「皆様のおよそ半分が使っていらっしゃる、iPhoneへのマイナンバーカード機能の搭載について、6月24日火曜日にリリースする予定となりました」 これまで「Android」に搭載されていたマイナンバーカードの一部機能を、「iPhone」でも6月24日から搭載できるようになるといいます。 iPhoneでクレジットカードや、交通系ICカードなどを管理出来るアプリ「アップルウォレット」に、マイナンバーカードの機能が搭載されることになります。 主な機能にあげられているのは、年金の記録確認や引越し手続きなど▼行政サービスの利用。それに加えて、住民票の写しや印鑑登録証明書などの▼各種証明書のコンビニでの取得も出来るようになるといいます。さらに今後は、▼マイナ保険証としても使えるようにする方針です。 2025年3月から運用が始まった「運転免許証」の機能については、今回は実装されないということです。 平将明デジタル大臣 「特にスマホ搭載というのは、大変強力なツール・オプションだと考えております。マイナンバーカードを持ち歩かなくてもスマホだけで何とかなると、実感をしていただけるようになるのではないか」 iPhoneへのマイナンバーカード機能搭載に自信をみせる平大臣。街の人からは… 男性 「僕は出来るだけ一元化してもらった方が管理が楽なので」 女性 「『あっ、保険証忘れた』ってなっても、マイナンバーがあれば病院に行けたりするので、1つになればなるほど私は嬉しい」 歓迎の声がある一方で、こんな声も。 女性 「スマホまでは落とした場合ですとか、やっぱりカードと別な方がいいかなと思う」 女性 「何でもかんでも携帯に取り込めてしまうのは便利な反面、プライバシーの面とかで、ちょっと不安な面はある」