満タン後の「継ぎ足し給油」は“絶対アウト”なぜ!? 他にも危険な「NG」な行為が多数…“セルフスタンド”の思わぬ注意点とは?

「絶対NG」な行為とは  ガソリンスタンド(以下、GS)で燃料を給油するとき、なるべく給油の回数が少なくて済むよう、タンクに入る限り多く給油し「満タン」にする人も多いかもしれません。  なかには、満タンとなったあとも「まだもう少し入る」として追加で給油する「継ぎ足し給油」をする人もいますが、実はNGだといいます。なぜなのでしょうか。 セルフ式GSでのNG行為とは? 【画像】「なんとぉぉぉぉ!!」 これが給油口の中身です! 意外な構造を画像で見る!(24枚)  GSにおける「満タン給油」の対応は、実はスタッフが給油する店舗と、ドライバーが自分で給油する「セルフGS」では対応が異なるといいます。  そのなかで、継ぎ足し給油が可能なのは「スタッフが給油する場合」のみ。  その理由について、とある大手石油会社スタッフは「GS経営者や管理者業務を行うには『危険物取扱者・乙種第4類』の免状が必須になります」と話します。 「フルサービスGSでは管理・監督のもとスタッフ自らが給油するため、要望に応じて『継ぎ足し給油』が可能となっているのです」(同スタッフ)  一方、セルフ式GSの場合は、いわゆる「素人」であるドライバーが給油するため、管理業務者からの指揮・管理・監督から外れることとなります。 「継ぎ足し給油は、燃料の吹きこぼしや引火などさまざまな危険性があります。そのためオートストップしてからの継ぎ足し給油は控えるように周知しております」(同スタッフ) まだまだある!ガソリンスタンドの「絶対NG」行為とは  継ぎ足し給油のほかにも、セルフ式GSでは安全に給油するために「やってはいけない行為」があります。 セルフ式GSでのNG行為とは?  ついやってしまいがちなのが「ながらスマホ」です。  スマートフォンやそのほか電子機器を使用しながらの給油は、つい注意力散漫になり、思わぬ吹きこぼしを招く恐れがあります。また思わぬ静電気を発生させ引火事故にもつながりかねません。  もちろん、同様に、「静電気除去シート」に触れずに給油することも、思わぬ引火事故の引き金となるためNGです。  エンジンを動かしたままの給油も、エンジンの熱や火花が引火源になる危険性があります。  言うまでもないことですが、タバコやライター、電子タバコなどの火気類を扱うことも非常に危険です。  さらによくやってしまいがちですが、「手を離して給油する」はやってはいけません。なぜなら、給油中のホースを流れる燃料は、ものすごい勢いとなっているからです。  燃料の給油量は、セルフ式GSでは毎分30リッターから35リッターに達します。1秒あたり約0.58リッターとなり、500mlのペットボトルが1秒で空になる流量。しっかり手で押さえていないと、燃料の勢いでノズルが吹っ飛んでいき、周囲に燃料をまき散らす非常に危険な状況となってしまいます。  セルフ式GSで自分で給油を行う際は、危険物を扱っているということを意識し、しっかり注意して給油しましょう。

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