【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグは５日、各地で行われ、ドジャースの大谷はメッツ戦に１番指名打者（ＤＨ）で出て４打数２安打で、２試合連続の複数安打をマークした。 チームは序盤の４点差を逆転し、６—５で勝利。カブスの鈴木はナショナルズ戦に３番ＤＨで出場し、４打数２安打だった。試合は７—１で快勝。パドレスの松井はジャイアンツ戦に３番手で登板し、１回無安打無失点だった。試合は２—３で敗れた。 本塁打を連発する一方、打率は下降気味だった大谷が、２試合連続の複数安打をマークした。２割９分５厘となり、再び３割が見えてきた。 三回一死一塁で、相手左腕の内角低めのボール気味のツーシームを振り抜くと、強いゴロの打球が中前に抜けた。ベッツの二塁打で三塁に進み、スミスの左前打でホームを踏んだ。両リーグトップを独走する６５得点となった。五回には、しぶとく一、二塁間を抜ける右前打を放った。 ２季ぶりの復帰を目指す投手の練習が本格化している。前日の試合前にはブルペンに入り、１５球を投げた。打者と対戦する実戦形式の投球練習は２週連続で行っている。「トータルとして運動量を抑える必要はある」と、体調管理の重要性を語ってきた大谷。指名打者として出場し、安打などで出塁すれば、体への負荷は増える。二刀流選手として好調を維持していくのは、やはり簡単ではない。（帯津智昭）
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