コメ不足が続く中、小麦の収穫は本格化しています。安城市など5つの市を管轄するJAあいち中央では愛知県が開発した、うどんなどの麺に適した小麦「きぬあかり」を中心に今年約8000トンの収穫を目指しています。 【写真を見る】コメ不足で小麦の需要高まっている？ 生産者は「実感ない」国産小麦に価格上昇などの動きなし ここは安城市の鈴木貴士さんが管理する畑です。今シーズンの生育は遅れ気味だったものの品質に問題はないといいます。JAあいち中央によりますと、コメ不足の影響で麺の消費が増えるなど小麦需要は高まっているということですが… （生産者 鈴木貴士さん） Q.小麦の消費が増えている実感は？ 「あんまり実感がないというか、ピンとこないけど、ニュースを見ているとそういう風に（小麦が）流れているんだなという感じはある。価格に対しての反映は実感できていない」 また、JAあいち中央によりますと豊作だったおととしの在庫が業者に残っていることや、安い海外産との価格競争などもあり国産小麦に価格上昇などの動きは今のところはないということです。
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