アナ・デ・アルマスが主演する『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『バレリーナ:The World of John Wick』のLAプレミアが、現地時間6月3日(日本時間:6月4日)に、アメリカ・ロサンゼルスのチャイニーズ・シアターにて開催された。会場には、アナ、キアヌ・リーヴス、ノーマン・リーダス、レン・ワイズマン監督らキャスト&スタッフが集結、クールなブラックカーペットを彩り会場を熱狂させた。 【写真】アナ・デ・アルマスの美しさ!『バレリーナ:The World of John Wick』LAプレミアの様子 かつて裏社会で名を馳(は)せた伝説の殺し屋:ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)の終わりなき「復讐と報復」の戦いを描き、多くの熱狂的なファンを生み出した『ジョン・ウィック』シリーズ。本作は、そんな伝説のシリーズから、新たな復讐の女神・イヴ(アナ・デ・アルマス)が誕生したスピンオフ作品。 全米公開を6月6日に控える本作が、これまでにロンドン、ベルリン、パリを巡ったワールドプレスツアーの最終地・LAプレミアを現地時間6月3日(日本時間:6月4日)に開催。会場となったチャイニーズ・シアターには、作品のシックでクールなイメージを思わせるブラックカーペットが敷かれ、熱狂的な『ジョン・ウィック』ファンで埋め尽くされていた。 そして、アナ、キアヌ、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、ノーマン・リーダス、イアン・マクシェーン、カタリーナ・サンディノ・モレノ、レン・ワイズマン監督、製作のチャド・スタエルスキらが登場すると、会場は大きな歓声に包まれた。 シリーズの代名詞である激しくスタイリッシュなアクションを完璧にマスターし、新たな“復讐の女神”イヴを演じたアナ。トレーニングを振り返り「毎日のようにテストとトレーニングを繰り返したわ。ここまで集中と成果を求められた映画は初めて。1つのアクションシーンのために何週間も何ヵ月も準備に時間をかけたわ」とコメント。約10年ぶりの共演となるキアヌについては「素晴らしかったわ!彼と再び一緒に働けたのはとてもスペシャルでクール!セットでの彼との時間はとても楽しかった!彼は最高でクールよ!」と絶賛。キアヌの献身的なサポートに心から感謝していた。 再びジョン・ウィックを演じたキアヌは「約10年間このシリーズに携わってきて、有難いことにそのすべてが成功を収めることができた」とほほえみ、「アナは本当に勇敢な女優で彼女とのアクションシーンはとても楽しかったよ」とアナを称えた。 全米で大ヒット中の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の主演・トム・クルーズとの共演の可能性を聞かれると、「彼は世界を救うのに忙しいだろ!!たくさんのミッションを抱えているし。でも是非、トムとは共演したいね。闘った後に仲良くなるストーリーなんていいね。たぶんジョン・ウィック9あたりで」とユーモアたっぷりに返答。そして日本のファンに向けて「ハロー!ハリウッドの歴史あるチャイニーズ・シアターにようこそ。『バレリーナ』を日本の皆さんにも是非楽しんでほしいな!」とメッセージを贈った。 謎の暗殺教団の手がかりを握るパインを演じたのは、「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダス。キアヌとも長年親交があり、兼ねてより「ジョン・ウィック」シリーズのファンだったというノーマンは「この作品はジョン・ウィックのハートとスタイルと感情が全て詰まっています。この映画に参加できたことを光栄に思います」と誇らしげに作品をアピール。 本作の脚本を担当したのは、Netflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』『デイ・シフト』などを手掛け、過激でスピード感あるストーリーが評価されるシェイ・ハッテン。「この脚本はオリジナルとして9年前に書き始めたものなんです。しかし、スタエルスキ監督に気に入ってもらえ、ジョン・ウィックの物語の中に組み込まれることになりました。そのため、ジョン・ウィックの世界観に落とし込むために9年もの時間を費やしたんです」と驚きの裏話を明かした。 一貫してシリーズを監督し、今回は製作として本作を見守ったチャド・スタエルスキは「日本の皆様に心から感謝申し上げます。私とキアヌは日本の大ファンで、出来る限りこの映画に日本のテーマやキャラクターを取り入れるように努めています。日本の皆さんにもこの映画とアナの事を気に入って頂けるよう祈っています」と、キアヌと同様に日本のファンに向けて愛あふれるメッセージを贈った。 映画『バレリーナ:The World of John Wick』は8月22日より全国公開。