【特集】J1リーグ前半戦が終了 19位に低迷…アルビレックス新潟の選手は⦅新潟》

5月31日、明治安田J1リーグ第19節名古屋戦で0-3で敗れ、連勝を逃したアルビレックス新潟。 リーグ戦も折り返し地点となり、各選手にこれまでのシーズンを振り返ってもらいました。 ◆DF31キャプテン・堀米悠斗選手 Q.5月31日名古屋戦を(0-3)振り返ってー 結果が全てだと思うので厳しいゲームでした。 相手の空いているスペースをしっかり狙って欲しいというところ、ただシステム変更があったので、いつも違う立ち位置というか。 やっぱり狙いとしているようなプレーは多く出せなかった。 Q.後半の途中から出場。狙いとしていたプレーは? 相手の3バックの脇、ウィングバックが出た背後を使いたいと言うとこでしたけど「4-1-4-1」にして、前に人数を増やしたけど、増やした分、相手もある程度下がるし、スペースはなかなか無かったかなという。それプラス、自分たちが前に人数をかけている分、ロングボールのところ、セカンドボールだったり、プレスバックって言うところがちょっと戻りきれずに失点を重ねてしまったので、非常に難しいゲームでした。 Q.リーグ前半戦の戦いはいかがでしたか? なかなか自分たちのスタイルを表現する試合は少なかったし、それは選手だけの責任ではないと思うので、チーム全体で、クラブ全体でもう一度そこはこだわりを持ってやっていかないといけないと思っているし、逆に言えばそこがしっかりぶれずに、自分たちを信じてやることができれば、それなりに結果はついてくると思うので、一番大事なのは「自分たちをどれだけ信じられるか」というところかなと思います。 Q.強化部、監督とスタイルを確認し、結果が出て(5/25〇湘南2-1)迎えた試合だったと 思いますが― 前半はボールを持つというところ、相手がハイプレスでしたけど、トライはしていたかなと。 ただ、その精度はまだまだだなと思うし、後半1点入れられて、そうやってシステム変更するというところでは、練習でもあまり準備してない形なので、なかなか難しいですし、それよりもやっぱり自分たちのある形を極めていった方が僕はいいかなと思うので、またコミュニケーション取りながら。 やっぱり選手が迷わないというのが一番大事なところだと思うので、もう一度、チーム全体で意思を合わせていきたいなと思います。 Q.リーグ戦の中断期間で特に取り組みたいことは? やっぱり繋がるところ。選手同士がお互い何を考えているのか、どこにいて欲しいのかところをもっと詰めていくべきかなと。個の力で解決するというよりは、そっちの方が自分たちに合っていると思うし、なかなか個で違いを生み出すというのはかなり難しい作業。今できる事はやっぱりお互いが何を考えてるのかすぐくみ取れるように。その関係性っていうのは練習だったりそういうものでどんどん培っていかないといけないと思います。 ◆MF41長谷川元希選手(全試合出場・チーム最多得点) Q.5月31日の名古屋戦を振り返って― 良い選手が相手にいる中で、自分たちがどう上回っていくかもっとやらなければいいけないと思ったし、マンツーで来る相手、岡山、町田、京都もそうだけど、毎回マンツーで来る相手に上手くいっていない中での、そういう準備はどうだったのか考えたときに、もっと自分たちが勝ったときに、対策をもっとしないと。今日は自分たちの良さも消えていたし、マンツーマンで来る相手にもっとやるべきことがあったんじゃないかなと思います。 Q.負けた中でも、今日できたことをあげるなら? はがせるところや前進するところで良い場面はあったけど、それが意図的にできたかと考えたら結局、個ではがしているだけなので、もっと連動したサッカーを「新潟らしさ」と言うと思うので、1人じゃなく2、3人に関わるシーンはもっと増やせればいいと思うし、これといって良いというシーンがパッと思い浮かばないので、良さはあまり出なかったのかなと思う。 Q.リーグ前半戦、3勝7分8敗という成績は? 順位が物語っているし、最初は勝ちきれない試合、勝ち試合を引き分けにしてしまい(勝ち点を)取りこぼしていたけど、最近は引き分けから負けるということが多いゲーム。難しい。前半戦3勝しかしていないのでもっとやらないといけないなと思う。申し訳ないですし、自分たちがもっと受け入れなきゃいけない。目標を立てるのはもちろん良いことですけど、もっと現実を見て、自分たちが一個一個やれることをやった方が良いと思うので、それが今の順位にも出ているし、もっと一人一人が自分と、この順位とも向き合った方が良いと思う。 Q.個人としては全18試合出場、6ゴールと結果を出しているのでは? 去年と比べると数字の面では結果がついてきているけど、ここ何試合かは良いところで攻撃に絡めていないので、もっとシーンを増やしたいし、まだまだ課題はたくさんあるのであまり満足はしていない。 Q.個人として去年との違い・変化は? より責任感が生まれたというのは大きい。体つきも、自分が何ができるかと考えたときにそういったところの責任感で自分でやることが増えたので、そこは変わったのかなと思います。 Q.リーグの中断期間は? みんなで話す機会も多いと思う。まずは順位を意識した中で「新潟らしさ」にプラス、もっと自分たちがやらなければいけないところを、プラスαでやって、必ず次は勝ちたいと思います。 ◆DF25藤原奏哉選手(全試合フル出場) Q.5月31日の名古屋戦は? 正直、自分たちの攻撃の形や、やりたいことができなかった試合だった。 特に前半、相手にセットプレー中心に押し込まれる中、無失点で抑えていたので、自分たちのミスで0-3になってしまい、本当にもったいない試合だった。 Q.前半、名古屋の猛攻をゼロでよく耐えていたのでは? 攻撃が上手くいっていなかった。前半は難しい時間帯というのは全員わかっていたし、チームとしても共有できていた。その中で守備をしっかりするということで、特にセットプレーは声を掛けながら守ることができたのは良かったと思う。 Q.攻撃でやりたかったことは? 特にゴールキックからスタートした状況で、前線と後ろが連動して動くことがあまりできなかった。 相手はマンツーで来るというのは事前にわかっていたので、もっと準備も必要だったし、工夫がもっと必要だったと思う。 Q.リーグ前半戦を終えて感じていることは? リードして守れない状況が前半戦は本当に多くて、それをチームとして改善はできている中で、今度は自分たちがやりたいビルドアップからの攻撃というのは若干、手詰まり感はある。そこはもっと後半戦に向けて練習しないといけないと思う。粘り強く戦えなかった前半戦かなと思う。 Q.今季はキャプテンマークも巻くことも― ただ巻いているだけと言えばそうだけど、やっぱりチームに対する声掛けや、チームをまとめるという意味で自分がピッチに立ってる時はやらなきゃいけないという自覚はある。そこもいつもより気持ちが入る部分はある。 Q.この中断期間で取り組みたいことは? 今回に関して言えば、ゴールキックからの攻撃をチームとしてどう構築していくのかというところや、 相手の出方、フォーメーションを見ながらどうゴールに近づいていくのか、シュートを増やしていくのかというところを、もっと練習しないと。ボールを持っていれば、絶対に守備をする時間も減ると思うので、そこはこの2週間取り組みたいと思います。   (5月31日名古屋戦試合後にインタビュー)

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